2020年謹賀新年。企業理念の視点からプランを再検討したい
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新年、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願い致します。
昨年は、年初の抱負通り、赤城山南麓の花の写真を想う存分撮り歩き当ハロ₋グラスの花サイト(赤城山南東花めぐり日記)に投稿を重ねた有意義な1年でしたが、反面ステンドグラス関係はおろそかになり停滞したままでした。
花の写真を撮りながら、あれこれ考えていたのですが、課題が多くどれも中途半端で目移りばかりして集中できない状態でした。当面の課題であるガラスピースを金属部品加工業で加工したとしても、他にもいろいろな課題があり、決断できなかった。
年齢のこともあり一人での限界を感じ今迄の反省に終始した1年でしたが、同志の協力を得て役割分担する方がベターな方法、と考えるに至りました。
秋になって、原点に返り企業理念をまとめ、その視点から課題を整理し、根本的に、取組み直しを考えた。
企業理念は、縁なしステンドグラスを企画制作、ハローあおい・ブランドで販売、笑顔の花を咲かせる経営。
12月になって、知的財産を活かす経営セミナー(特許庁)を受講し、偶然にも、企業理念をベースにした経営モデルや事業モデルの講義を受け、ハロ₋グラスに落とし込んで見たら、いろいろなヒントが得られた。
また、現在のハロ₋グラスの課題を、下記3項目に大分類し、②に創業を位置付け、①と③とから切り離し、スッキリするようにした。
①企業理念をしっかりと見える化し、スローガンに掲げ、伝える様にすること。
縁なしステンドグラス商品概念を中心にした理念設計
②創業のアクションプランを立て、創業すること。
経営モデルや事業モデルは、ここに位置づけし課題を再検討すること。
また、後継者や企業の継続性からも連携や同志の協力を得て実現すること。
③ビジネスの肝は、高品質のガラスピースのNC加工による工業生産化。
このノウハウを見える化した上で人材養成し、企業の環境変化に対応できる長期的な展望に備えること。
特に、CAD・CAMソフトウエアのノウハウは重要で、一番の財産であることを自覚すること。例えば、レザー加工でガラス板加工が可能になった場合、ソフトウエア開発(改造)を自前で対応できる様にすることで、双方を巧みに使い分けし、より差別化を図り優位性を発揮できるようにする等。
このビジネスは、ガラス板加工ができると成り立つビジネス。ガラス加工でキメ細かな対応ができることが、即、お客様の新たなニーズを満たすことになる。
そのために、どうしてもソフトウエアの維持管理が必要なのです。
また、現在のシステムは、自分で約10年掛けて土日も休まず専念し開発したもの、外注した場合の開発費用を考えるとリスクが大きく中小企業では恐らく難しいでしょう。これはソフトウエア開発会社の経営経験からも容易に推測できます。だから、ソフトウエアの有無がポイントになるこのニッチ分野にチャレンジしたとも言えます。(市販ソフトはありません)
公開して10年経過しましたが、似た様なシステムは見当たりません。
公開当初多くのコンサルタントは、ニーズがないからだ、と言い放っていました。
果たして、そうなんでしょうか?
今まで、加工できなくて、製品が皆無の分野と、言えないでしょうか。代替品が当たり前で満足しているのではないでしょうか?
大勢のフアンのいるステンドグラスもどき商品の無視できない存在です。(グーグルでウエブ検索すると、約8万件、"ステンドグラスの様な"は1050万件あります、潜在顧客なのです)
これからの成熟社会は、質の高い本物を求めるトレンドだと、思いませんか。
しかし、いろいろ障害が多く面倒くさいので、誰も製品化しなかった置き去りになっていた分野だと、思いますけど。
ともかく、加工できなければスタート出来ない分野、ハロ₋グラスだけがトップバッターでスタート地点にいるニュービジネス分野です。
準備不足の発進はつまづくので焦ってバタバタするより、じっくり攻めたい、と思います。
苦労し甲斐のあるビジネス、楽しみが待っているビジネス、チャレンジしたくなるビジネス、です。
こう考えると、①と③は、当面自分の役目とし、②は、自分に代わる人でも、連携することで可能な気がします。
今年は、以上の視点からプランを再検討したい、と思います。
改めて、本年もよろしくお願い致します!
投稿日:2019年12月03日