『経営の革新がぐんまの未来を創る』キックオフセミナーを受講した
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遅くなりましたが6月21日、群馬県よろず支援拠点(公益財団法人群馬県産業支援機構)主催のキックオフセミナー(経営の革新がぐんまの未来を創る!)を受講した。
講師は、松山油脂(株)代表取締役社長の松山剛己氏。
主旨は、グローバリゼーションやIT社会の進展、人口動態の変化など、中小企業を取り巻く環境は大きく動いています。現代社会にあって中小企業が解決すべき課題は自社の経営革新と自立です。
基調講演では、廃業の危機にあった家業を引き継ぎ、下請け脱却を目指した経営革新により業績を大きく回復させ、今なお新たな挑戦を続ける松山油脂(株)の松山社長にご登壇頂きます。
新事業展開を成功させた経営革新、その秘訣をお話し致します。(チラシから引用)
ハローグラスの創業プランも、地元の下請け金属部品加工業の設備を有効利用し経営多角化で脱下請けを試みる企業と連携する意図もあって開発したガラスピースの工業生産化です。
具体的に金属部品加工業の遊休設備と私の開発した特許、ソフトウェア、ホームページ(本サイト)等との連携で販路開拓しながら成長する下請け製造業・創生プランです。
なので、講義は、理解しやすく、自分のプランに落とし込みながら納得しながら聞いた。以下、いくつか特に注目した点を、箇条書きでまとめてみた。
① 経常利益率10%
とにかく、利益を上げること。利益が無ければ、経営は成り立たない。
利益は、お客様と社会から『事業を続けて下さい』と言う評価であり、社員を勇気づけ、会社を強くする。
② 人生96年
人生96年を1日24時間に置き換えると、私は午後7時で残り少ないが、未だ、夜のゴールデンタイムが残っていることに気付き、改めて勇気も沸いた。
③ 作り手から使い手とつながる仕事へ
作り手である私達が、使い手であるお客様と直接つながり、声をお聞かせ頂く、それが製品作りに活かされ、新たなお客様へとつながる、と言う循環が生れる。
私も、同様な考えで、顧客参加型販売(顧客創造、市場創造)を考えている。
④ 脱下請け戦略
・自社ブランドによる一貫生産・直接販売、これを宣伝する。
『ハローあおい』のブランドで、特許NC加工法による多品種少量生産した新しいタイプの『縁なしステンドグラス』を、直接販売(ネットショップ)する。
⑤ 小さくて強い会社を作る
・価格決定権を保持する。(価格体系は、基準ガラスピース1個300円)
・強固なコア技術を持つ(参入障壁の高い特許加工法とそれを組込んだ自社開発のCAD・CAMソフトウエア)
・経常利益率10%以上
⑥ やりたいことを共有する
・自分がやりたいこと+社員がやりたいことを共有する。社員は大事な仲間。
・中小企業とは、社長のアイデアや思いを社員の力を借りて形するもの。さらに、周囲を仲間にするように努力する。
下図は、配布されたレジュメに、ハローグラスを落とし込んだもの。
⑦ お客様との関係
・価値の提供(代表的商品、格子枠ステンドグラス)
・価値観の共有(縁なしステンドグラスの見る感動、魅せる感動で集客UP・大入り満員)
大変、貴重な講義、ありがとうございました。お陰様で自分のプランを自己検証することが出来ました。未だ、未だと想う反面、勇気づけられ自信も沸いてきました。頑張りたい、と思います。
重ねて、ありがとうございました。
投稿日:2019年06月28日