ハローグラス

　ステンドグラス・ピースは、特許加工法（多角形化ＮＣ加工法）でＮＣ加工したガラスピースのことです。

　伝統的なケイム（鉛線）等を用いて半田付けでガラスピース同士を結合する方法に代わり、接着ステンドグラスは背板（一枚ガラス板等）にガラスピースを接着したものです。
　半田付けによる半田線がない分、ガラスピースの断面（輪郭部、ガラス側面）が丸見えになり、光線による変化を味わうことができます。それは輪郭部（境界線）が、黒く見えたり、白く見えたり、時には輝いて見えたり、と変化に富んだ美しさを味わえます。

　また、時々刻々と変化する切断面のエッジが放つ多彩なシルエットの美しさは、とても魅力的です。

　これ等の変化する様子は、明るく開放的なイメージのステンドグラスに変身します。
　鉛線がない分、軽やかで控え目で、借景に溶け込みます。
これは、日本人向きでは・・・・とも思います。

部分的なステンドグラス（一部ステンドグラス化）

　部分的なステンドグラスは、目的に応じて、必要な部分だけガラスピースを接着することが出来るため、借景を生かすことが出来ると共に接着面積に比例した価格で経済的です。

　　　借景を生かす・・・額縁効果、ワンポイント効果
　　　背景を隠す・・・・目隠し効果、彩色効果

等にも、有効です。

特徴は、

①　断面も見えるスッキリ感・クリア感・キラキラ感の美しさ。
②　断面も丸見えのシルエットの美しさが、際立っている。
③　部分的なステンドグラス化。
④　一枚ガラス板が基板なので窓ガラスと同じ。つまり、窓ガラスにステンドグラス・ピースを貼り付けることから"未来のステッカー・接着ステンドグラス"につながって行く。
⑤　鏡や市販製品のガラス皿等に接着する。

有望な用途先に、透明ガラスの衝突防止マーク市場があります。

　この分野は、見る感動・魅せる感動を重視した"癒しマーク"へ発展するもの、と推測します。

将来展望を、"未来のステッカー・接着ステンドグラス"に託した。