縁なしステンドグラスの商品概念を提案し、新しい価値の商品づくりを模索中
縁なしステンドグラスの商品づくり(新しい価値の創造)
成熟社会の今、"欲しいものがない"とか"心が満たされない"と言いつつ"安いものを求める"社会的傾向に陥ってきた。その一端は企業にあり、いずれも"潜在ニーズ"を発掘し顕在化する作業を軽視してきたからだろう。
仮に新しい価値を持つ商品で潜在需要を刺激すれば、"欲しいもの"、"心を満たすもの"と気付く顧客が現れるはずだ。
例えば、西洋文化が育んだステンドグラス板を素材とする商品は、魅力があり古くから人気がありながら伝統的な半田付けするステンドグラスに留まったままだった。
加工が難しく素材を活かし切れない現状があったのだ。仮に和紙のように手軽に切れたら素材を活かした多様な用途の潜在ニーズが顕在化し花開いただろう。
ここに注目し問題解決の一方法として、ガラス板NC加工技術を開発し、
『高品質のガラスピースの工業生産化』を実現した。(創業の強み作り)
新規性は、ガラス板NC加工法の特許を組込んだ自社開発のCAD・CAM加工法で、機械化メリットを享受した高品質のガラスピースの強みが生れた。
優位性となる差別化は、これにより花開いた、"ガラスピースの流線形状・ガラス側面(断面)の見える美しさ、及び一部ステンドグラス化によるスッキリ感・クリア感・シルエットの美しさ"等の新しい価値が生れた。
つまり、新しい価値に裏付けられたセールスポイント(強み・特徴)が生まれた。
新しい価値やセールスポイントは進化して、『縁なしステンドグラスの商品概念』、さらに商品化の提案に至った。
この新しい価値でニーズ探し・商品づくり・ネット販売のブルーオーシャン戦略でチャレンジするビジネスプランで創業し販路開拓しながら成長する経営計画を作った。
無論、ブルーオーシャンとは、新しい市場『縁なしステンドグラス市場』のことです。
縁なしステンドグラスの競合関係
伝統的な半田付けのステンドグラス業界の "ガラス側面を半田で被う美しさ"に対して、"ガラス側面が見える美しさ"の違いで差別化を図る。
創業の不安は、この差別化した『縁なしステンドグラスの市場規模』が未知数なこと。
しかし、私達の小規模の販売計画に比べ、より大きな潜在需要を秘める魅力ある市場であることも確かと推測している。
むしろ、課題は市場規模の大小でなくミスマッチを避けるための効率の良いニーズ探しの具体化や販売方法等の販路開拓方法にある、と考える。
そこで、潜在ニーズを顕在化させる方法として、顧客とのコミュニケーションを通してニーズを明確にする顧客創造をより促進し、
顧客参加型の製造・販売システムを推進したい。
これ等のことを、ネットショップで、試行錯誤しながら完成度を高めるビジネスプランを企画している。
詳細は、市場創造と顧客創造の2段構えの顧客参加型ネットショップ販売戦略を参照して下さい。
投稿日:2018年05月27日
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