販路開拓のプレゼンを、新しい価値、新しい商品、新しい市場、新しいニーズ、新しい技術、新しい用途の6つの新しい視点から

 販路開拓をテーマに、前回ざっくりまとめたプレゼン(販路開拓を目的にしたプレゼン・・・)は、ほぼ、ビジネスプランの順番だった。

 そして、『第7回高崎モーニングピッチ』に一般参加して、プレゼンのスタートを、何から始めたら効果があるのか、気になった。市場ニーズや顧客の悩みや不安、成長性からスタートしているケースがあり、背景説明(差別化)から入るのが理解し易いように感じた。

 そのことを参考にして、目的が販路開拓なので、次の方法を考えてみた。

 新しい価値、新しい商品、新しい市場、新しいニーズ、新しい技術、新しい用途の6つの新しい視点から、ざっくりと説明することで、全体像を理解してもら得るように心掛けた。

 新しい価値を持つ『半田付けしないガラス側面の美しさも見えるステンドグラス』の主な商品(新しい商品)の背景説明として、ステンドグラス市場との競合関係から、差別化した新しい市場のポジショニングを説明する。
 次に、その新しい市場ニーズを顧客層ごとに、3通り説明する。

 新しいニーズは、部屋や住いを飾るニーズ、装いを飾るニーズ、集客したいニーズ等の市場セグメント等がある。

 以上が、ビジネスプラン概要の背景説明で、次に何故、この新しい価値・新しい市場が生まれたか、について説明する。

 そこで、伝統的な半田付けするステンドグラス市場を現状分析すると、加工(ガラス切り)が難しく素材を活かし切っていない、現実に突き当った。

 課題1が、加工が難しいこと(に対する解決策)。課題2が、素材を活かし切っていないこと(に対する解決策)。

 この課題1を、新しい技術である『独自技術のNC加工法』の開発で解決し、新しい価値が生まれた。さらに、デザインと商品構造の組合せによる新しい用途開発から、『ステンドグラスの実る木』の独自な商品構想に発展した。 以上が、序論に当る。

 以降、プレゼンシートごとに説明します。

hk010.jpg  表紙(新しい価値、新しい商品)

 ハローグラスでは、『ステンドグラスで、貴方の暮らしに輝きを!』をミッションに『半田付けしない、ガラス側面の美しさも見えるステンドグラス』の新しい価値も持つ商品の販路開拓を提案します。

 その主な商品を説明します。

①接着ステンドグラスのキャッチコピー『未来のステッカー・接着ステンドグラス』の通り、ステッカーやカッテングシートのアップグレード商品として位置付けしている。

 紙やフィルム素材から、ステンドグラス素材の高級感で、イメージアップを目的に提案します。

②『どこでも配置、ステンドグラス・キット』は、例えば福笑いやピエロおような商品をステンドグラスで作ったものです。

 その日の気分で、配置換え出来る楽しさや面白さを提案します。テーブルコーディネート等の用途開発を進めたい。

③『透明ガラスの衝突防止マーク』は、『未来のステッカー・接着ステンドグラス』に属し、衝突防止を目的にした用途開発を提案します。

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 主 な商品の競合関係について。(新しい市場)

 新しい市場を形成する、『半田付けしないガラス側面の美しさも見えるステンドグラス』のポジショニングと差別化について説明します。

 伝統的な半田線の美しさ(ガラス側面は見えない)の従来市場に対し、独自の『新しい価値(半田付けしない・・・)』に基づく商品開発で棲み分けながら用途を拡げ、新しい市場の成長を促す。

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主な商品の新しい市場ニーズを、顧客層ごとに、3通りを説明します。(新しいニーズ)

 最初に、素材が本物のステンドグラスのインテリア品で、

①部屋や住い、装いを飾り、イメージアップして楽しみたい。

②集客目的で施設を飾り、楽しさやサプライズを提供したい。

などのニーズを、具体的に3つ説明します。

①パネルや鏡などで、部屋や住いを飾るニーズ。

②ペンダントやネックレスで、装いを飾るニーズ。

③集客したいニーズで、購入者はステンドグラスで店舗や施設を飾り、お客様(最終顧客)が、楽しさやサプライズを満喫し、リフレッシュして再利用して欲しいニーズ。

 以上が、ビジネスプラン概要の背景説明で、次に何故、この新しい価値・新しい市場が生まれたか、について説明する。

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ステンドグラスに、こだわった理由は、素材力のある美しいステンドグラス板。

 セールスポイントの1番目は、何と言っても、この素材力であり、この美しさにこだわった。これを、多くの人達に伝えて、心豊かな生活に役立てて欲しい、と考えた。

 ダイヤモンドや水晶のような硬い結晶材質特有のキラキラ感・クリア感のするステンドグラス板。

 伝統的なステンドグラス商品は、この素材をいろいろな形のガラスピースに切断し、次に、再配置したガラスピースを半田付けで結合して、組み立てる商品づくり。

 半田付けする商品づくりで、半田付けしない商品は殆ど存在しなかった。原因は手加工の限界で、例え加工できたとしても加工精度やガラス側面の加工面粗さがネックになった。

 つまり、伝統的なステンドグラスは、半田付けが大前提だった。

hk040.jpg 現状分析と課題について。

 伝統的な半田付けするステンドグラス市場を現状分析すると、半田線の美しさが特徴で、言い替えるとガラス側面は半田で覆われ見えない商品づくりだった。

 また、ステンドグラス板は、加工(ガラス切り)が難しく、手加工品質の限界から素材を活かし切っていない、現実に突き当った。

 つまり、課題1が、加工が難しいこと(に対する解決策)。課題2が、素材を活かし切っていないこと(に対する解決策)。

hk060.jpg 鉄より硬くて脆いガラス板は、ガラス切りでも金属の機械加工法でも加工が難しい難削材。

 この課題1を、新しい技術である『独自技術のNC加工法、つまり、ガラス側面を輪郭形成するNC加工法の開発で、きれいなガラス側面を見せるることができるようになったこと。

 これにより高品質のガラスピースの量産が可能になった。  

 高品質のガラスピースの特徴は、どんな形でも、滑らか仕上げで、機械部品並みの精度。

 2番目のセールスポイントは、この高品質のガラスピースであり、新しい商品は、このガラスピースを用いた商品づくりになる。

 こうして、新しい価値を持つ新しい商品が生まれた。

 さらに、デザインと商品構造の組合せによる新しい用途開発から、『ステンドグラスの実る木』の独自な商品構想に発展した。

 ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。

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投稿日:2017年07月04日