市内の主な桜を撮り歩いたものの見慣れたシーンは感動も薄くなり

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 市内の桜は、どこも満開になった。そこで、一日費やして主な所をハシゴして撮ることにした。

 今回は、テーマも決めずに、今まで撮っていない新たな光景を探して撮ることにした。あくまでも、過去に撮った記憶に基づき・・・と曖昧な基準であるが。

 最初に、樹齢の長い古木の多い波志江沼公園。古木の満開シーンにフォーカスして撮ろうと沼辺を一周したものの、意識し過ぎのせいか撮りたいシーンも見つからず、立ち止まったのは何時もの柳だった。

 柳のしなやかに揺れる枝葉は、見飽きない魅力がある。少しの風にも静かに反応し、強風でも受け流しているようで動じる様子がないのが好印象でもあり。

 その新緑の薄緑の柳を背景にして、手前にピンクの枝垂桜を、 淡い色の組合せを、パチリ。

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 うぬき公園では、幾面もあるグランドゴルフ場を背景に満開の桜と親水公園に相応しい小川を、パチリ。

 散り始めた桜が花いかだ、となって小川の岩と岩との間を縫って流れる様子に、のどかな船下りの趣を感じていた。

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さらに、土手の遊歩道を歩くと、鮮やかな紅白の花の木が競うが如く並んでいた。遠目にも目立つ存在だったので近づいてみると桃の木だった。

 背景に竹を入れて、パチリ。竹は柳と同じようにしなやかさが良い。派手な配色につられて、パチリ。

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 華蔵寺公園では、未だ、撮っていない桜と松と観覧車のシーンをパチリ。このシーンを今まで何故撮らなかったのだろう、と疑問が湧いた。多分、以前は観覧車が松に隠れて見えなかったのだ、と勝手に推測した。松は年々減り続けている・・・。

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 桜を背景にして、淡い紅白の桃の花を、パチリ。

 今年は桃の花を、数多く撮る予定を立てている。理由はライブラリーの写真枚数が桜の花400枚に比べ、桃はハナモモを入れても40枚程度と極端に少ないので・・・。

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 いせさき市民の森で、夕暮れの紅白の桃の花を、パチリ。

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 今回、懸念したように、市内では新たな桜のテーマで撮れるようなまとまったシーンは発見できなかった。見慣れたシーンは、印象も薄くなり感動も小さくなってしまう。例え、新たなシーンが生まれていたとしても、目が無視してしまうことにもなる。

 見慣れたものの中から、新たなものを見つけ出すのは、先入観等による目の錯覚が災いして意外と難しい気がした。

 この隙間を発見するのが、素人目線だとか、よそ者目線等の門外漢の新鮮さを感じる目線ではないのか・・・。

 こんなこともあり、人の意見を聞くことの大切さを強く感じた。特に、商品開発では、使う人の意見を聞かなければ・・・、と独断専行を戒めている。

 ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。

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投稿日:2017年04月17日