木道からの見慣れた眺めと違った歪んだ水芭蕉に興味が・・・
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嶺公園の水芭蕉が見頃になった、とテレビで報じられていた頃は、生憎の天候が続いていた。さらに、見頃に成り始めたばかりだろう、と推測していた。
しかし、4月5日快晴で気温も上がる予報に、少し早いと感じながらも気になり出掛けることにした。
最初に、ぐんまフラワーパークや大胡ぐりーんふらわー牧場でこぶしの花を撮った。
その後、お目当ての嶺公園に行くと、近くにある駐車場は満車に近かった。ウイークデーなので、働き盛りの人達の姿は見当たらず、高齢者・女性、珍しく子供が多かった。子供は春休みだったのだ。
木道脇に咲く水芭蕉風景を、パチリ。水が半分位行き渡った状態だった。
白い苞をかぶったような花穂は、黄色の粒々になっていた。この粒々が花で、黄色くなっているのは咲いた状態。 きなこをまぶしたような美味しそうな和菓子のイメージだった。
苞から突き出ている花穂もあった。ここでも粒々の小さな黄色い花が咲いていた。
と、歪んだ水芭蕉にフォーカスしてみた。これ等の花は、陽当たりの良い所の早咲きの例外で、殆どが緑色した花穂だった。
そして、この写真を撮るために無理な姿勢をとったので、肉離れでも起こしそうな感じだった。が、もう少しもう少し、と夢中になり無理してしまう・・・こればかりは好きで撮るのだから仕方ない。
真上から、覗き込むようにして不安定な姿勢で、パチリ。バランスを失えば畑の中にズブズブ~ッと倒れることになる。何か起これば自己責任だけでは済まされないことを承知のはずなのだが・・・。
これ等の歪んだ水芭蕉は、商品ならば規格外(等級外)の品質になる。が、見ようによっては、格別な味わいが感じられる個性的な商品とも言える。
ただ、こういった商品を求める人達は少数派であり、全てに於いて非効率なので伝える手段や販売方法も限られている。大量生産・大量消費に向かない規格外商品だから定まらない部分も多い。
しかし、最近ネットショップを活用して、ニッチ商品として販売しようとしているケースも多くなっている。ロングテールキーワードとか、ニッチキーワードを掲げた販売方法であり、私の目指すネットショップ戦略の一つでもある。
こういった非効率分野にありながら、癒しや感動をもたらす一部の商品に興味を持っている。 これ等は、成熟社会でもあり競争社会でもある現在、心にやさしい商品であり、心の健康に寄与する大切な商品、社会の歪みを、癒す商品、と思っている。
木道から降りて、畑に沿って一歩踏み出すとぬかるみにはまりそうな冒険をしてみた。そこには、木道から見る視界と全く別な視界が展開していた。
湧水の流れ出した付近の光景を、パチリ。
朽ち果て苔蒸した大木の残骸が横たわる光景があり、木道から見えない水芭蕉畑の隠れたもう一つの自然があるような気がした。
これは、ニッチな世界なのだが、何か物足りずに探し求めた新しいもの、珍しいものを見つけたような喜びや感動がある気がした。
ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。
投稿日:2017年04月13日