落葉をかき分け咲く日本水仙の清々しさに、花の持つ訴求力を考えた
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いせさき市民の森でサザンカを撮った後、春めいた陽気に誘われうぬき公園のネコヤナギのウォッチに向った。
そのネコヤナギの木の周辺には、冬枯れした引っ付き虫が沢山実っているので注意しないと、昨年はズボンにくっ付きひどい目に合った。なので、遠目での確認だったがつぼみが膨らんでいる程度だった。
菜の花、雪柳、おかめ桜もまだまだ・・・。残るは、黄色のラッパ水仙かな、と林に入ってみたが、落葉だらけで・・・。
目を凝らすと、落葉をかき分け青くて細長い葉っぱが出ている。まだまだだなぁ~と思いながら近づくと、つぼみが膨らんでいたので、パチリ。
さらに、奥に踏み入ると、咲いているではないか。喜び勇んで、パチリ。
この一瞬の心境は、どう言うこと何だろう、とマーケティングの視点(商品コンセプトと顧客ニーズ)で考えてみた。
喜び勇んでとは、清々しい美しさに共感し、リフレッシュしたい欲求を満足してくれた、と言うことであり、顧客ニーズの満足について・・・かな、と。
ならば、リフレッシュしたいとか、気分転換したいニーズを持つ人達には、こんな光景のデザインコンセプトも有、と言うことにもなる。
これを掘り下げ、商品コンセプトと顧客ニーズの一致する共感を探ることのようだ。琴線に振れる一致点をさがすことになる・・・。
花の観察は商品コンセプトづくり場面で、花の持つ訴求力として活かされ、人の観察はニーズを発掘する場面で活かされ、共に重要なことが解かった。今迄軽視してきた人の観察(マンウォッチ、タウンウォッチ等)も、花の観察同様に必要だったのだ。この部分が、私には不足していた。出来るなら避けたいと思っていた部分だったから・・・。
実は、このブログ記事の中で、ベストテンに入るアクセスの多い記事(朝顔の姿をステンドグラスの訴求力として作り込み共感を誘いたい)があるが、ず~ぅと何故だろう、と考えていた。
で、最近、花の訴求力を活かしたデザインコンセプトと顧客ニーズの関連付けが、よかったのかなぁ~と想うようになっていた。
この辺の思考過程が、もっとスッキリと身に付けば、具体的な商品開発に入れるだろう、と考えている。(とにかく、やること、わからないことが多くて・・・)
そんなことを、考えながら、日本水仙をじ~ッと見つめていると、ナルシストの気持ちがわかるような気がした。
目線を変えて、小川の川岸に咲く所を、パチリ。
一ヶ月もすると、ラッパ水仙が咲き出すはずだ。そのラッパ水仙が咲いていないかウォッチするはずだった。ところが、咲いていたのが、日本水仙だったので、2度驚いたわけだった。
ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。
投稿日:2017年02月21日