ハローグラス

　創業プランが、まとまりつつあるが総花的でページ数も３０ページを超えている。

　そこで、基本になる『誰に、何を、どのように販売するのか』の項目に当るデザインや商品構造（造形）、顧客ターゲットなどを各々３つに絞ってみることにし、前回は、どんなデザインにするのか、をデザインを、マチス・花図案・伝統的な模様や図案で著作権フリーでまとめた。

　今回は、どんな商品の形なのか。従来の平面構造に加えて立体化・柔構造も視野に入れた造形の視点から商品構造を、大きく３つに絞ってみた。

　この商品構造（造形）とデザインとの組合せで、新しい価値を持つ商品を、より具体化したい。が、これは次回まとめることにした。

　この商品構造（造形）の特色が多様な商品構造を生み出し、商品の種類を拡げ、新用途開発につながる、と考えている。

　つまり、伝統的な半田付けステンドグラスから、一歩踏み出た新商品開発を推進する原動力になる。

　どの商品も、セールスポイントのガラス側面の美しさが見える商品構造で、新しい価値を最大限に発揮できる商品構造（造形）である。

①接着ステンドグラス及び複層接着ステンドグラス

　半田付けしない、ガラス側面の美しさが見えるステンドグラス。

〇接着ステンドグラス

　一枚ガラス板等の背板に、マチスのポスター等のデザインのステンドグラスのガラスピースを平面接着した基本的な商品。

　ついで花図案や伝統的な模様や図案。背板も鏡、型板ガラス、デザインガラス、ガラス皿、陶磁器皿などに応用した商品。。

　◎複層接着ステンドグラス

　接着ステンドグラスの上に、別の接着ステンドグラスの背板を除いた状態で直接ガラスピース同士を接着し、２層以上の複層構造にした商品。

　オンリーワン技術を最大限に発揮した商品としてセールスポイントのシルエットの美しさをウリにしたい。

　詳細は、今後、折に触れて記事にしたい。ハローグラスは、ここで勝負したい。

②イルミネーション飾り」（仮称）

　ステンドグラス・モビールに近いイメージの商品で、イルミネーションやお祭り広場、商店街・地下街、テーマパーク、イベント会場等の雰囲気を明るく華やかに盛り上げる狙いで、キラキラ感、クリア感、スッキリ感、鮮やか、輝き、彩りの美しさをウリにしたい。

　このアイデアは、漠然と持っていたがイルミネーションにステンドグラスのガラスピースを組み込んだらから、ターゲット市場が浮かび上がったのをきっかけにチャレンジする気になった。

　キラキラ感を土台にしたステンドグラス・モビールは、是非開拓したい分野になっている。

　未だ、端緒に就いたばかりだが、市場ニーズは高い、と踏んでいる。人々は明るく華やかな楽しさをレジャーに求めている。

　ドキドキワクワクするような驚きや面白さの演出で感動し、リフレッシュし、元気になりたい、と望んでいる。

　これが、成熟社会のモノ離れした生活者のレジャー行動心理で、楽しい喜びで感動することを体験することで、心の健康を大事にしたい欲求を充足しようとしている。

　この仮説のもとで、これからじっくりと検討を進めたい。

　受注加工の色合いが強く、法人相手で高額商品の色彩も強い。積極的に提案し、見本を作りながら受注加工に結び付けたい。

③大振りなペンダントやブローチ等の装身具

　クリスタルガラス製の大振りな（５ｃｍ～８ｃｍ）ペンダントやブローチの需要があることを知った。ならば、ステンドグラスも有り、と考えた。（大ぶりブローチに遊び心の新聞記事に、ステンドグラスブローチ）

　この分野は、女性デザイナーの意見を重視しながら慎重に進めたい。最初に、想い付きのひらめきアイデアが数点あるので、これを具体化したい。

　とにかく、既成のアクセサリーの概念とは異なる珍しさや面白さをテーマにしたもので、個性づくり、話題作り、和やかな雰囲気作りなどに役立つ商品で、極めて少量の限定品にしたい。

　具体的には、下記の延長線上で検討したい。

　このステンドグラス・ジュエリーのウリは、

〇　大きな宝石のようなステンドグラスピースが奏でる華やかな魅力

〇　シンプルでキラキラ感・スッキリ感・クリア感のする美しさ

〇　ステンヂグラスを装っている、という満足感

〇　数の少ないオリジナルな限定品

これ等の魅力を、風変わりなアクセサリーに仕立てることで、ステンドグラスと宝石の魅力を手軽に楽しむことができること。

　さらに、出会った人に、珍しさや面白さの感動を与えて、和やかな雰囲気づくりに役立つこと。

この風変わりなアクセサリーとは、市販されている既成商品に多い繊細な美しさ・優美・上品・・・等の優等生的な規格品のイメージを半歩踏み出した個性的なこだわりを持つことで話題づくりにもなり、出会った人に、珍しさや面白さの感動を与えて、和やかな雰囲気作りにも役立つ。

とにかく、気勢商品とは異なる"風変わり"がテーマになる。

　詳細は、アクセサリーは、風変わりな小さなステンドグラスを参照。

　ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。