木洩れ陽でオレンジ色に輝くキツネノカミソリは、怪しげな炎のよう
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梅雨明け初日は、スッキリした晴天を期待した甲斐もなく曇天だった。にも拘らず、境・御嶽山公園でキツネノカミソリを撮ってみた。
結果は、予想通りの暗い写りだったので、明度補正してみたが・・・。
翌梅雨明け2日目、雲の多い天候だったが陽が差していたので、再チャレンジとキツネノカミソリを撮りに境・御嶽山公園に行く。
雑木の間から差し込む木洩れ陽を浴びオレンジ色に輝くキツネノカミソリの花を探したら、運よく見つかった。そこで、パチリ。
背景の雑木林の緑を意識して、パチリ。 カミソリの鋭いイメージよりも、怪しげな炎のような美しさだった。
一塊になって、怪しげな恰好で咲いている所をパチリ。
静かな公園の中に、こんな妖気な雰囲気を感じる場所があるとは、妖艶な化け狐でも現れそうな気分に襲われたが、陽のあたる芝生に出ると青々とした静かな里山風景だった。一瞬、狐につままれたような気分を味わった。
ここは、秋の彼岸の頃になると、キツネノカミソリに代わって、彼岸花が辺り一面に咲き出す。それは、狐につままれたような見事な景色になる。
断わっておくが、キツネノカミソリと、化け狐とは全く関係ないので念の為。
キツネノカミソリ」の名前の由来は、細長い葉の形が剃刀に似ているため。なぜ狐なのかと言うと、地面から花茎がス~ッとを延びて花を咲かすため、"狐につままれた"ようだ、ということらしい。
それにしても、怪しい炎のような美しさは、夏のお化け屋敷に打ってつけのネタだろう、とも思った。
投稿日:2016年08月01日