水面に浮かぶ蓮の花弁や浮き草を藍染めをイメージして
参議院選挙も終わった7月11日、またしても猛暑日の天気予報の中、あかぼり蓮園に行く。
以前、貰ったチラシによると、今度の日曜日(17日)にイベントがあり、かき氷や野菜、赤飯などの配布(数量限定)がある。
そこで、咲き具合が気になりウオッチにやって来たが、やっぱり未だ・・・、でも今度の日曜日迄には・・・、と言った感じで、前回(花菖蒲の残り花と見頃のハンゲショウの共演・・・)に続いて今回も蓮花は撮らなかった。
しかし、前回同様、何かないなか、と探したら、水面に漂う浮き草と蓮葉や影が新鮮に見えた。
密生した浮き草で薄緑色した水面に、濃緑の蓮葉とその影の形は、コントラストの強いシンプルでモダンな花図案に見えた。
葉とその影を見比べても面白い。 水面から生える細長い葉の雑草も、芽が出たばかりの小さな蓮葉も存在感のある光景に見える。
傍らに散っていた花弁を拾い浮かべると、別世界の華やかさが生まれた。ピンクの色彩が良いな、とも想ったが、花弁の形が持つ船のイメージも大きい。水面に浮かぶ花弁は、浮き草と同じで漂い・・、やがて静かに沈んで消えてゆく。
これは、無常観の世界をモチーフにした花図案に思えた。
さらに、日本特有の藍染の手拭いをイメージして画像変換してみた。
こんな類の接着ステンドグラスも、作ってみたい・・・、夢とは、こんなことから生まれるわけだがチャレンジして実現するには、相当の労力が必要になることも事実。あきらめないで継続する原動力は、"作ってみたい"という大きさな感動力に支えられる。後は、出来ない言い訳をしないことかもしれない。
投稿日:2016年07月25日