イルミネーションにステンドグラスのガラスピースを組み込んだら

 何気なく深夜放送のテレビを聞きながら仕事をしていると、賑やかな歓声にテレビを見ると"お祭りのイルミネーション"かな、と想える外国の華やかなお祭り騒ぎが映っていた。

 欧米のお祭りは、明るく賑やかで、色彩もカラフルで派手な色の組合せが多い。

 このお祭りでも、派手なイルミネーションで飾られていた。普通、イルミネーションは、夜の暗闇に電飾の美しさを誇るはずのものだが、テレビに映し出された映像は、白昼も夜もだった。

 昼は陽を浴びて輝き、夜は照明で輝いていた。その映像から物凄く鮮やかでクリスタルな感じを受けた。特に、昼間の映像にビックリした。

 その感じは、私達の創るステンドグラス加工品のセールスポイント"クリア感、キラキラ感"と、同じだった。

 どうやら、ガラスピースではなく、ガラスビーズと電飾とで編んだ大掛かりな暖簾のようなものだろうか。

 これに、ステンドグラス・ピースを組み込んだら、より一層ゴージャスになるだろう、とアイデアが浮かんた。

 これは、ステンドグラス・モビール+LED電飾に近い商品分類になり、新用途になり得る。

 ものづくりや物流の視点からも、接着の欠点や煩わしさから解放される。輸出にしても、ステンドグラスに比べ、梱包などの面倒がなくなる。

 ここで思い出すのが、河口湖オルゴールの森・クリスタルツリー。(以下は、抜粋した内容。)

 パイプと枝や木とクリスタルガラスで、できている人工の木のようだ。それにしても、きれいだ。クリスタルガラスの魅力でもある。以前から、これを、参考にして、"ステンドグラスのなる不思議な木"構想のステンドグラス・モビールを創業したら販促用に作ろう、と提案していた。

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話は、戻り、今イルミネーションは人気があり、方々の公園やレジャー施設で飾られている。この用途なら成長性もありそうだ。

と、用途はイルミネーショが浮かんできた。市場は娯楽施設やイベント施設、レジャー施設、エンタメ施設、等の装飾品市場。

 販売促進のアプローチも具体的に見えてきた。サンプルを作り、主催者(顧客)に飾って頂き、反応を見ることを繰り返して顧客創造を促進する。

 このアイデアは、検討の余地があるな、と直感した。ダメモト精神でトライしてみたい。

 話は変わり、今まで品揃え展示販売を主にしたネットショップ販売戦略だったが、ここにきて、提案型の販売、とりわけ、顧客創造する受注加工戦略へと、シフトを検討している。車の両輪のようにバランスのとれた販売戦略にしたい。

 この方が、商品開発(デザイン)に無理もなく、リスク(在庫)もなく良いようだ。第一に、想い付いた具体化し易いプラン(アイデア)を、着実に実行(商品化)できること。

 セールスポイントを活かす方法で、想い付いたアイデアを商品化する。"想い付き"が前提になると一見まとまりのないバラバラな商品開発計画のように見えるが、現実的な事を最優先にすべきだろう、と最近強く感じている。

 商品計画も軌道修正し、想い付いたアイデアを最優先に商品化する。今まで、デザインやらいろいろな不備や欠点やらに目を向けすぎたようだ。それ等を全て解決してスマートで効率良く次々と体系的に商品化することにこだわり過ぎたようだ。これが難しく、弱気の原因にもなっていた。

 完全主義でなく、障害を避け限界を見極めながら商品開発する現実的で無理のない方法こそ、スキルが求められるプロの道とも考えた。完全主義では、スタート台に立つことすら難しい、と実感している。

 ときに、梅雨の晴れ間の6月初旬に撮ったたちあおい。1か月も未掲載のままだった。朝顔のような繊細で上品な色合いに惹かれ、パチリ。

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しかし、よく見ると現実は厳しく、 葉っぱは虫食い状態だった。どの世界にも、理想と現実のギャップは存在している。

 何事も、問題解決のアプローチ・・・と、その過程も・・・大切にしたい。

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投稿日:2016年07月14日