ハンゲショウの葉の一部に染み出た白さがたまらなく良い
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昨日の記事(梅雨本番になるにつれ、花もバラからあじさいや花菖蒲へと)の続きで、菖蒲池(ぐんまフラワーパーク)でハンゲショウや睡蓮も撮っていた。
以前は、はっきりとハンゲショウとわかる程、木道脇に群生していた気がするが、今は、他の植物と入り混じっているようだ。花菖蒲の葉の中にも交じっていたのだから・・・。
より自然な光景なのだが、その分見落としてしまいそうになるのも事実で、私も、確かこの辺と探した。
この葉の白さは、半端じゃない、と何時見ても感心する。花の白さと感じが違うのだ。パウダーが葉から染みだしているようで、この上なく純白に見える。
それと葉の一部に染み出た様な、滲んだ様な、ぼかしの様な、白さがたまらなく良い。
1枚の葉だけに、それも葉っぱ全体が白くなっているハンゲショウ、突然変異のような驚きもあるが味気ない感じが強い。、やっぱり、部分的の方がハンゲショウらしくて、風情がありそうだ。
怪奇現象でもないのに、 白い葉っぱが銀色に鈍く輝いている不思議な様子。
鉛色とでもいうか、少し憂鬱な感じがする色で、この葉っぱだけが月光の鈍い輝きの表情で、周辺の若葉から浮いて見える。
菖蒲池では、白い睡蓮が咲いていた。
ハンゲショウと異なり、この白さは澄んだ夜空に冴える月のような静寂な雰囲気を感じる。
ピンクの睡蓮も咲き出していた。が、正午近くで既にしぼみ始めていた。睡蓮はこれから見頃になるので、じっくり、味のある写真を撮りたい。
投稿日:2016年06月20日