花菖蒲畑のスマホ撮影にみる共感を御すそ分けする口コミ現象
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未だ早いだろう、と思っていた赤堀花菖蒲園(正式名・赤堀花しょうぶ園)の花菖蒲を、6月9日 下見に立ち寄ったところ、平年より1週間ぐらい早く見頃になったいた。
南口の狭い駐車場(20~30台)は、満車だったので空くのを待って駐車した。臨時駐車場も近場にオープンするはず。
遊歩道を見渡すと大層な人出で賑わっていたが、口コミのせいと推測できる風景でもあった。スマホによるSNSのせい。あちこちでスマホ撮影の姿が見受けられ、さらに立ち止まって送信している姿も・・・。
最近では、大きなサイズのタブレットで撮影する姿もちらほら見受ける。
これ等は、パソコン+インターネット機能を内臓している今流行のモバイルに内臓するカメラだが、20~30年前の使い捨てカメラ、バカチョンカメラ、ポラロイドカメラ全盛の頃の写すだけと違い、写したものにメッセージを添えて送信することが出来るわけで、手軽な口コミツールになっている。
使い方も、花菖蒲を背景に自撮りした写真に、"今、きれいな花菖蒲に囲まれて幸せ・・・"てな、具合かもしれない。 癒しや感動のおすそ分けで、共感を誘う口コミなのだ。
話は、赤堀花菖蒲園に戻り、遊歩道を歩きながら、目新しい撮影テーマを探そうと目を凝らしたがなかなか見つからない・・・。
仕方なく、行き止まりのあぜ道に足を投げ出し木道の縁に座って、変わった写真にでもなれば、と撮ってみた。
さらに、ローアングルで、パチリ。少し、異なった景色が少し展開したようにも想えたが・・・。。
気を取り直して、槍のように尖ったつぼみにフォーカスして、パチリ。
幾分ほころんだつぼみにもフォーカスして、パチリ。
さらに、花はさておき、一本の白い槍のようなつぼみにフォーカスして、パチリ。
このつぼみを大事にしないと・・・。少子高齢化をイメージしているかな、と記事を書きながら気付いた。
投稿日:2016年06月13日