描くデザインが苦手でも手軽に出来る接着ステンドグラスの花図案
つつじも終わり掛けた5月中旬から、サツキを探して撮ることを心掛けたが、なかなか気に入った写真が撮れない。
先ず最初に、つつじなのか、サツキなのか見分けに自信が持てなかった。咲く時期での見分けだが、園芸種が多くなった今、難しい。
そこで、葉っぱでの見分け方、サツキは光沢があり小振り、つつじは粘々する。
花は、サツキは大きいのが多い。以上のことを、念頭にして判断してみたがが、素人にはやはり難しい。特に公園では園芸種の例外も多いので・・・。
で、一番確実で手っ取り早いのが、サツキの盆栽、と気が付いた。盆栽なら間違いない。
そこで、フラワーホールのイベント・銘品サツキ展に期待をかけた。が、エントランスの日陰に並んだ見事なサツキの盆栽は、暗い逆光で、これまたNG写真になってしまっていた。
6月4日、明日までの展示となったサツキの盆栽を見ると、花が散ってテーブルに落ちているのが、いくつも見えた。
最近見た押し花展(日本レミコ)で浮かんだアイデアからサツキの花弁を集めて撮ることにした。
そこで、素早く花弁を10個位集め、陽当たりの良いテーブルに置いて、配置を変えたり、撮影アングルを変えたり20枚ほど撮った。その間2分位だった、と思う。(管理者に見つからない間に、というセコイ考えが働いていた。)
その成果発表。
セコイ撮影にも関わらず想像以上の華やかな出来栄えに満足している。梅雨時期のジメジメ感を吹き飛ばすには、恰好の写真だろう、と考え掲載した。
右回りに撮影位置を変えて撮った。とにかく忙しかった。
そのままの配置で、アップで撮った。
同じような図案に見えたので、RGB等価交換変換をしてみたら、ブルーがきれいだったので・・・。
慌ただしく配置を変えて、パチリ。
グリーンも、まぁ~~かな。興奮気味で管理者の目を盗んだスリルのある撮影だった。
この手法、花図案をデザインするのに良いな、と。撮った画像をステンドグラスCAD・CAMでNCプログラムを生成し、NC工作機で加工すれば、ステンドグラスのガラスピースが出来る。
それを、接着すれば、接着ステンドグラスになる。
これなら、描くデザインが苦手でも出来る接着ステンドグラスの花図案の作成に向いている。
そう言えば、画家のマチスがいろいろな色の紙を自由な形に切って並べ替える作業を繰り返しステンドグラスのデザインする場面をテレビで再現していたのを見たことがあった。
投稿日:2016年06月09日