紫から白いあやめへクリンソウも咲き出す初夏間近の花の移ろい
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紫色なのか、藍色なのか、紺色なのか時々迷うが、この紫系のあやめを今年は既に随分撮った。
さらに最近、白色のあやめも咲き始めたので撮ることにした。
ぐんまフラワーパークの菖蒲池の陸地側で満開になった白いあやめ。手前にポツンと、盛りを過ぎた紫色のあやめを入れて、パチリ。
見頃になった白いあやめにフォーカスして、パチリ。
本来、花は継続・存続するために種を保存し、また咲くことを繰り返している。そして、同じあやめでも色違いで咲く時期にズレがある。
自然の移ろいなのだが、あえて、紫から白のあやめにバトンタッチ、とプラス志向で捉えることにしている。理由は、人間の生き方を花の役割に例えたみたいなもので、その根底には、つながっている、託し託された絆(きずな)の世界が展開している、と観ることにしている。
で、世代を超えて男女を越えて生死を越えて、志を引き継いで行くのだ、と信じている。
少しアップして、パチリ。
花の寿命は短く、紫のあやめから託された白いあやめは、次に何に託してつなぐのか、ふと気になったが、何はともあれ、途切れずにつなぐことが大事だ。
私なら、小異を捨て大同に近い、花菖蒲にでも託してつなぎたい、と考えるだろう。
ときに、こもれびの森(ぐんまフラワーパーク)では、クリンソウも満開になっていた。しかし、まだ、最上層の花の満開で、これから徐々に背が伸びるに従い何層にも重なって下層の花が咲き出す。この見事さが、クリンソウ(九輪草)らしいところだ。
なので、まだ当分の間楽しめそうだ。
角度を変えて、パチリ。
黄菖蒲の花が目立っているが、多分昨年も咲いて目立っていた・・・。淘汰されずに、生き残っていたのだ。
投稿日:2016年05月26日