藤の光が宿る美しさに、ステンドグラスの商品価値を重ねてみた

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ゴールデンウィークの5月4日、伊勢崎市内の公園をハシゴして回った。市の花(春)であるつつじは至る所で満開。でも、撮った花の写真は、いせさき市民の森の藤だけだった。

 新緑の時期になり、私の撮り続けている花(タグ検索できるタグクラウドに表示されている花名は、現在113種類)の多くは、散ってしまったか、まだ咲いていないか、のいずれかだ。

咲いていた藤は、白い藤だけで勝手が違った。

 例年なら藤色の藤が勢いよく咲き出して藤棚の6~7割を占領してしまうのが今年は一房も咲かず葉だけ茂っていた。比べて白い藤は、昨年、今年と段々良くなってきている気がした。

 ともあれ、青空を背景に白い藤をパチリ。5月の爽やかな写りになった。

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90度角度を変えて、パチリ。透けるような白い色が、一段と清々しい感じに。棚の丸太の黒いコントラストも生きている。

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アップで撮ると、透けると言うより、乳半色の陶磁器のようなイメージの写りに変わっていた。

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最後に、逆光で撮ってみた。光が透過できない部分が暗く写り。

それは、透過した部分の鮮やかさを際立たせている。花であれ、ステンドグラスであれ、この光のマジックの美しさが魅力なのだ。

 それは、光が宿る美しさでもある、そんな風に感じるライフスタイルを大切にする人達がステンドグラスの商品価値を認める見込み客の人達になり、さらに少し贅沢が出来る余裕のある人達、イメージアップしたい積極的な人達、自分事として共感する人達・・・、と絞り込まれ、顧客像が具体化するのかな、と思った。

 最近、アクセス解析の検索キーワードの中に、"ステンドグラスの商品価値"が度々現れるが、ステンドグラスの商品価値は、ライフスタイルや所得、生活環境などを前提にして考えなければ空論になる。

モノ離れが進んだ今、商品(モノ)だけで、商品価値を論じても意味がない、と改めて思った。

ライフスタイルや所得、生活環境などの中から新たなニーズを顧客と共に創り出す顧客創造の販売促進活動が大切なのだろう。

この顧客に対する姿勢と、セールスポイントが一致した部分に顧客が生まれる。それを商品化することだ、と考えている。

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投稿日:2016年05月13日