作ってみたい東京五輪エンブレム(デザイン)の接着ステンドグラス
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少し古い先月4月26日の読売新聞に掲載された東京五輪エンブレムにまつわる話で、端的に言えば、便乗ビジネスを考えていた。
どのデザインに決まろうと、そのデザインの接着ステンドグラスを製作・販売する企画だった。
しかし、著作権、さらに、商標権が設定されているので、承認を得なければ商品化できない。
そこで、ググって探した具体的なライセンシングプログラムお問い合わせ受付を読んでみた。
そこには、東京2020組織委員会とライセンシング契約を締結いただいた事業者様には、下記のライセンスマーク、公式呼称を使用した公式ライセンス商品を製造し、承認された流通チャネルで販売することができます。
とあったので、申請提出書類を調べると、①商品化権使用申請書、②会社概要、③決算報告書(3期分)とあった。
つまり、③がないので、申請資格もないことが判明した。
それに、組市松紋なので3種類の四角形の組合せになる。これは、ガラス切りの手加工でも作れるので、オンリーワン技術の独壇場でもなく競争にさらされるだろう。
他のB案C案D案ならば、オンリーワン技術の見せ所となる、と考えていたのだが、これも見込み違いになった。
商品化の使用権を持つところと組む方法も考えられるが・・・。また、泥臭い商品化も考えられそうだが・・・、中止。
取りあえず、この件は、これで終わり。
話は、エンブレムのデザインについて。
新聞記事によると、デザイナー(野老朝雄氏)は、「つなげること」「くっつくこと」をテーマに文様のデザインに取り組んだ。単純でありながら幾何学的で多様な広がりを持つ文様などのデザインが特徴で、今回のデザインもその延長線上という、とあった。
民放テレビで、経歴を紹介しながら、同氏のいろいろなデザインを説明していたが、共感することが多く、接着ステンドグラスで作ったら最高だろな、と思えるものもあった。
また、 アラベスク模様や唐草模様、さらにアイヌ文様について、どんな意見を持っているのか、聞いてみたい、とも思った。
こういった素晴らしいデザインに出会うと、"もし、若かったら、いずれ接着ステンドグラスで創るチャンスに恵まれるだろう"と、少し無念な気がした。せめて、長生きして、チャンスを作り出したいものだ。そして、作ってみたいものだ。
投稿日:2016年05月10日