山桜、リンゴ、シャクナゲの満開に、それぞれの心地良さに浸った
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満開になった街路樹の花水木を見て、花水木の花模様(それも面白いものや意外性のある模様のイメージ)を撮るつもりで、いせさき市民の森へ出掛けた。
しかし、遅かったようで殆どの花が艶もなく盛りを過ぎた証のように花弁の一部にくすみが現れていた。
そこで、今を盛りに咲いている山桜を撮ることにした。
午前10時の陽光を浴び輝いている花弁と若葉をパチリ。この花を見ると、忘れかけていた『意地』という言葉を噛み締めることになる。やり切らねば・・・と。
山吹も満開だったが、構図が決まらずパス。
しばらく歩くと、リンゴの木に花が。始めて、じっくり見る花だった。5弁の花で形は梅に似てるが淡いピンクの透かしに魅せられた。すると、りんごのふるさとは・・・(美空ひばりの津軽のふるさと)が聞こえたような催眠に落ち込み、一瞬涙腺が緩んだ。
りんご、と言うと一番に想い浮かぶのが、この歌で、食べるりんごよりも、である。多分、この歌の持つ感動力には、心地良い癒しがあり共感する振幅が大きいせいでは・・・。
そのりんごの花のアップ。
淡い透かしのピンク色と対照的な濃いピンクのつぼみ。このつぼみは、姫りんご(盆栽)のようだ。
他にも、シャクナゲが至る所で満開になっていた。 最近、園内が剪定され見通しがよくなりスッキリ感が増した。そんな光景をシャクナゲの花の背景にした。
以前は、真っ暗な背景だったはずだが・・・、剪定して良い雰囲気になった。
青空が透けて見える背景は、風も光も通り抜ける心地良さや安心感がある。
投稿日:2016年04月21日