牧場の桜、桜と水芭蕉、桜と杉木立の三様の景色を満喫した
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先週、未だ桜はつぼみだろう、と想いながらアカヤシオの丘に行く途中にある大胡ぐりーんふらわー牧場に寄ったところ、7~8分咲きになっていた。予想は大外れになったが、嬉しい誤算でもあった。
そこで、昨年撮らず終いだった牧場南を最優先に撮ることにした。
牧場の南は20mほどの落差のある急斜面になっている。陽当たりが良く満開に近い感じがしたが、花の咲かない枝や葉も目に留まり気になった。
一面に広がっている雑草の緑が新鮮に映り、薄曇りの青空で淡い桜の花を際立たせていた。
急斜面を横から少しヅームアップし、パチリ。
真綿を冠ったような桜の木々に見えるのは、花の咲かない枝や葉が目立つせいだろう。
牧場の牛舎を背景に満開の桜風景をパチリ。
どの桜も花と一緒に葉も出ている。これは、ひょっとすると山桜なのかな、と疑問が生まれた。
そこで、"大胡ぐりーんふらわー牧場 山桜"で検索してみると、"ソメイヨシノには、残念なことに「てんぐ巣病」が目立ちます"とあった。
花の咲かない枝や葉に見えたのは、山桜ではなくソメイヨシノのてんぐ巣病だった。だとすると、管理者の苦労は計り知れないが、対策に気張って欲しい、と願うばかりだ。
牧場側から沢に降りてみると、一週間前冬枯れのままに見えた水芭蕉が、見事に咲いていたのに驚いた。
桜と言い水芭蕉と言い、急に咲き出し辺り一面花の世界に変えるとは、体験すればするほど驚異に思う。
春の息吹はこんなにも急激に変化する秘めた自然の力を宿している・・・、と改めて感心した。
満開の桜と背景に杉木立の峠のイメージで、パチリ。目の前の峠を越えて進まなければ・・、という私好みのイメージ・・・、プログレスなのだ。
こちらも同じで、私には好みのものをしつ~こく繰り返す悪い癖がある。しかし、全く同じではなく右側に満開のこぶしの花を入れた。少しでもプログレス(前進)すること。プログレス精神で生き切ろう、が信条・・・。
投稿日:2016年04月12日