新しい視点(価値)から見た、半田付けステンドグラスの課題

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曇天が続き花ネタも尽きたので、今回は現在ブラッシュアップ中のビジネスプラン及びプレゼン用の画像の一部(半田付けステンドグラスの問題点)を紹介することにした。

従来からの伝統的な半田付け技法と新しい視点から見た課題(問題点)について。

従来の伝統的なステンドグラスは、ガラスとガラスとを突き合わせ半田付けで結合する方法である。

この方法には、銅テープを使う方法とケイムを使う方法とがある。

図は銅テープを半田付けする方法は、

外周を銅テープを貼ったガラスピース同士を突き合わせ、銅テープの上を半田付けして結合する。

写真の半田付け例は、この銅テープを使った方法で半田付けしたもの。

図は、ケイムを使って半田付けする方法。

ケイムとは、溝のある鉛線のことで。ケイムの溝にガラスピースをはめ込んで固定し、半田付けして結合する方法。

いずれの場合も、ガラスの外周(輪郭部)であるガラス側面は、半田付けで覆い隠れる。

この方法は、ガラス側面を半田付けで覆う半田線の美しさが魅力の伝統技法になる。

しかし、見方を変えると、ガラス側面は、半田付けで隠れる方法で見えないので高度な仕上げ加工の必要もなく手加工で良かったことになる。

仮に、新しい価値を持つガラス側面の美しさが見える商品を仮定すると、現状の手加工では、寸法精度や加工側面(ガラス側面)の仕上げ(面粗度)が粗過ぎる等の品質上の欠点が課題になる。 

この事実から、商品の種類が伝統的なステンドグラス技法を踏襲した限定的なものに留まったままで、ステンドグラス板(素材)の魅力を幅広く活かし切れなかった。

日本の伝統的な和紙のように、ステンドグラス板も簡単に切れれば、多様な用途が花拓いたに違いないと考え、手加工に代わる新たなNC加工法の開発で課題を解決し、新しい価値を持つ高品質のガラスピースの工業生産化を実現した。(オンリーワン技術参照)

その結果、『ガラス側面の美しさが見える多様な組立方法による商品化が可能となり、豊富な品揃え展示販売を可能にする』強みが生まれた。(多様な組立技法参照)

この強みと社会ニーズから、生涯現役を目指して創業を考えている。

尚、半田付けや銅テープ等の画像は、著作権侵害の無い様に全て自分で作ったので、幼稚なところは勘弁して貰いたい。

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投稿日:2016年03月08日