紅葉よりも埴輪だろう、と埴輪のつぶやきが聞こえる様な大室公園
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数日前、快晴だったので大間々・高津戸峡の紅葉見物に出掛けたが、到着すると曇天に変わっていた。写真も1枚撮っただけで欲求不足に陥った。
昼食用に名物のおやきを買ったが、日差しがないと寒いし、どこで食べようか、すると大室公園が。その上空を見ると晴れている様だし・・・、思い切って移動した。
予想通り、晴れていた。眺めると赤城山麓の大間々付近に雲が集まっているのがわかった。
早速、背中に陽を浴びながら、おやきを食べる。 近頃は屋外で食べることが楽しみになっている。
歩き出すと、見事に黄葉した木が一本、最初ミモザかなぁ、と想ったがミモザは春から初夏の花だ。
埴輪のレプリカの並んでいる古墳。紅葉は、バラバラの感があり正直なところ今一つ。
既に落葉し枝だけの木、今色づいている木、青々としている木、紅葉一色の風景は期待できそうもない雑木林の土地柄だ。
ここでは、紅葉よりも埴輪だろう、と埴輪のつぶやきが聞こえるようだった。
ここには、民家園もある。NHK大河ドラマ・花燃ゆでも話題になっている上州(ぐんま)の養蚕業を支えた養蚕家屋が移築されている。子供の頃にタイムスリップしたような茅葺家屋で、簡素な傘と裸電球が昔そのものだった。
その一角に、土蔵の埴輪博物館があったので見学した。
その内部で、埴輪と近代的なポスターが印象に残った。が、何故、こんなポスターを飾っているのだろう、と後になって疑問が湧いた。
多分、埴輪に掘られていた模様に違いない、と勝手に想像した。最近、時々ワンテンポ遅れに、じれったいたらありゃしない。
投稿日:2015年11月22日