青空と陽光に溶け込むメドセージの紺色だけの小宇宙

10月15日、ぐんまフラワーパークでダリアを撮った帰り、ムクゲを撮るつもりで波志江沼公園に立ち寄った。が、ムクゲは既に終わっていた。

 ムクゲは、家の近くでも7月から咲き出しすので、いつでも撮れる花の印象が強く見慣れていたが撮る気もしなかった。

 少し良い写真を、と欲を出していたのだ。その割には、努力を怠り棚ボタを待っていた気がする。その結果チャンスを失ったとも。

 仕方なく、ここでもウオーキングに切り替え沼を一周することにした。

すると、陽当たりの良いところにサザンカが咲き始めていた。つぼみの数の多さにびっくりし、期待が膨らんだ。

sazanka50.jpg

しばらく歩くと、メドセージの咲くこんもりとした植込みを見つけた。青空の色と陽光に溶け込むメドセージの紺色だけの小宇宙のようなイメージが膨らんだ。

ここ数年、セージの撮影をパスしてきたが、俄かに撮ろう、とその気になった。

seiji20.jpg

風に揺れるメドセージ。空を泳ぐイルカのようにも。

seiji21.jpg

透けるメドセージの美しさ。

それとは別に、この集団は何処に向っているのだろう?目的は何だろう、と自分事のように想えた。

seiji22.jpg

ハローグラス・トップページへ

投稿日:2015年10月18日