良く撮れたと想ったハンゲショウのNG写真、てかる葉?白粉の葉?
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前回撮ったハンゲショウ(ハンゲショウの灯や河骨の花と睡蓮の水面の静けさに、想う) は、白粉のような葉にフォーカスしたら夕闇の景色のようになってしまったので、今回は、全体のバランスを考えて撮ってみた。
すると、青空や雲もきれいに写り良く撮れたと想っていたが、肝心のハンゲショウらしさが全く感じられない。
葉のてかりで、てかる葉とハンゲショウの白粉の葉の区別が難しい?
なので、ハンゲショウの写真としてはNG、と想い掲載しないで置いた。
しかし、梅雨で写真不足の今、あえて掲載することにした。それも、ハンゲショウを表現するには、イマイチのNG写真として。
殆どの写真が目的を表現できないまま撮ったものが多く、きれいだ、の一言で終わりになる場合が多い。反面数こそ少ないが見た瞬間にピィーンと訴える目的が伝わってくる写真も稀にある。これが良い写真と想っている。
これは、商品に於いても然りで、売れる商品には新鮮でハッとするような目的が必要になる。そう想いながらステンドグラス加工品の商品化を模索しているが、・・・これが難しく一歩進んで二歩下がる繰り返しで参っている。何事も言うは易く行うは難し、と言うことだろう。
下の写真は、ハンゲショウの特徴である葉の白粉が良く写っている。ハンゲショウを表現する目的では、叶っている気がする。
敢えて言えば、月並みな写真で、商品で言えば差別化不足と、いうことだろう。
見る人は、ハンゲショウにどんなイメージを重ねているのだろう?と考えてみると、
艶やかな芸者さん(あぶらぎったおじさんの発想)、舞子さん(女性の発想)、純白(ヤングの発想)、小麦粉、柔肌、触れてみたい・・・。
今、こんな発想を繰り返している。お客様は、何を求めているのだろう・・・、と。
投稿日:2015年07月10日