サツキの花の傍らにつゆ草がひっそりと、目線は自然につゆ草に
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鮮やかなピンクと白の入り交じったサツキの花の傍らにつゆ草がひっそりと咲いていた。目線は、自然につゆ草に移っていた。
暗闇の背景に、おぼろに浮かぶ紫色のつゆ草は、せつなくも上品な魅力を秘めていた。
サツキの花は華やかなほど存在が薄れ、つゆ草の魅力あるイメージが脳裏に膨らんだ。主役はつゆ草に代わっていた。
つゆ草は、陰のイメージの強い花、梅雨時の雨が似合う花だ。
今回、梅雨時のつゆ草にフォーカスしてみた。
黑の背景、濃い緑の葉、小さな紫色のノーブルな花の光景は、静かで心鎮まる世界へ導いてくれる。
そのつゆ草を露出を変えて明るく撮った写真。
今一つピンとこない気がするが、これは個人の趣向の問題だろう。
次に、思いっきりアップで撮ったつゆ草の花。
可憐なイメージも加わり、せつない哀れさへとイメージは増幅し最早妄想となり、気分転換しなければと思う。
梅雨時の窮屈な部屋から飛び出し思い切り歩きたい衝動に襲われている。晴れの日が待ち遠しい。
投稿日:2015年06月15日