版画のようなこぶしの花の里山風景、松並木に咲く紫花菜
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4月2日、大室公園で桜と菜の花を撮った後、大胡ぐりーんふらわー牧場へ向う。途中にあるぐんまフラワーパークの前を通過して赤城神社に近い三夜沢交差点に出る。
右に行くと赤城南面千本桜だが道路沿いの桜は未だつぼみ。
左折して反対方向に行くと目指す大胡ぐりーんふらわー牧場に到着する。
ここは、以前見たピンクの桜並木が、きれいだったことを思い出し、一度撮りたかった。が、まだ咲いていなかったので、一週間後に再挑戦することにした。
それから、水芭蕉の様子を見ようと沢に下りながら歩き出すと、 下から満開できらきら輝く白いこぶしの大木が現れてきた。これには目を見張った。
背後の里山の稜線と杉木立の陰影を取り込んだ景色と相まって、びっくりし感動もした。それは、版画の世界にタイムスリップした感じだった。
誇張して、撮った写真。
うまく説明できないが、私の美意識の原点のようなものがある気がしてならない。
つい最近、ある俳句ブログで、"対象を描いただけの句は、旨くいけば並選になる、というくらいで。
やはり、俳句で自分を語れなくては・・とつくづく"と言う文章に出会った。
私も、そん通りだと思っている。"写真で自分を語れなくては・・・"ということ。
この感動に浸った後、嶺公園に行き水芭蕉を撮ったが、それは後日にする。
帰途、三代沢交差点から下り始めると、赤城神社の松並木とヤマツツジが続く環境保全地域が続く。
そこに咲く紫花菜を見つけたので、近くに停車して撮った。
青空、緑の松、明るい紫花菜、ヤマツツジだけが咲き遅れた野暮な感じがした。
しかし、ヤマツツジも一月後の連休当りに満開になるはずだ。が、何度か訪れたが良い写真を撮ることができなかった。
最近は、通過するだけのことが多い松並木になっていた。
投稿日:2015年04月09日