利根川の堤防をず~と下って行くと、たどり着いた終点は、

春分の日の午後、菜の花を撮りたいと思い、境・島村界隈に狙いをつけて出掛けたが、結局利根川水辺プラザ公園の駐車場に入った。

弱風かな。でも、油断すと時々帽子が飛ばされそうな突風が吹き荒れる。その度に河川敷では砂煙が舞い上がる。

が、ここに来ると、いつも感じることだが広々していて爽快だ。少々の空っ風ぐらい我慢しなければ・・・、と。

葉の出始めた河津桜を見ながら川下に歩くが、人影もない。捨てがたい魅力があるのに・・・、また、市民の森の賑わいが浮かんできた。

そういう私も、午前中は、市民の森でもくれんと 河津桜の写真を撮っていた。

 それはさておき、利根川の広い河川敷では、工事の真最中。堤防上の看板には、 『水害発生を想定しての防災訓練場を整備してます』と大きく書かれていた。

水防演習訓練実施日5月17日とあり、2か月後に迫っている。

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その堤防に咲く菜の花。

大規模な水防工事との境界で風になびきながら咲いている。明るい黄色の花と緑の葉には、心のわだかまりも忘れる癒しがある。

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図案や模様を意識してアップで撮っておいた。

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その堤防をず~と下って行くと、終点にたどり着いた。何だかとても遠くに来た感じがする、終点のイメージは、最果て、とてもロマンチックな気分になった。

そこは、広瀬川が利根川に流れ込んでいる現場だった。

堤防は、合流する広瀬川を挟んで菜の花の咲く堤防へと引き継がれていた。(利根川の対岸はズ~っと右手になる)

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広瀬川の堤防に咲く菜の花のベルトを背景に、まだ冬支度のままの雑木。伸び放題のひげ面の逞しい顔で自然と共に生きるイメージだった。

伊勢崎市内でも、こんな風景が残っていることを再発見した。

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投稿日:2015年03月24日