多角形化CAMは硬脆性材に適した加工法でNCプログラムを生成
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1月21日・読売新聞に『建築デザインを切り紙に』、窓や門の模様を再現する取り組みが広がっている・・・、という記事が載っていた。
JR東京駅が発端のようで建物の門や窓の模様や形を色紙に切り取る・・・美しいデザインを手元に置いておけることが魅力のようだ。
私のビジネスは、これを色紙でなくステンドグラスで実現することだった。
デジカメで写真を撮って、型紙を作り、ステンドグラス板をNC加工して・・・
この記事を見て、私のビジネスプランも、きっとブレークする日がくる、と改めて確信した。
ハローグラスは、ステンドグラス板を切る方法として、NC加工する技術を開発した。
それが、多角形化NC加工法です。次にそのCAMについて説明したい。
ホームページ:多角形化CAM 特徴
多角形化CAMは硬脆性材に適したNC加工法
半自動化で短時間・簡単操作でNCプログラム作成
多角形化CAM 特 徴
多角形化CAMは、多角形化シュミレーションで最適な多角形状を決定し、ガラスピースの加工軌跡データを作成する。
加工軌跡データから、切断用NCプログラムを生成し、さらに研削用NCプログラムを生成する。
本多角形化CAMは、硬脆性材料板に適した加工法です。
<機能概要>
多角形化シュミレーションは形状データを入力して下記の処理で多角形状を確定し、加工軌跡データを出力する。
ピースが線分・凸円弧・凹円弧又はこれらの任意の組み合わせからなる全体形状が、所定形状のピースの多角形を求めるにあったては、
1 ピースの図形要素のうち線分は線分に置き換える。
2 ピースの凸円弧は、当該凸円弧をN等分し、それぞれの中点の接線を結んでできる線分に置き換える。
3 ピースの凹円弧は、当該凹円弧をN'等分してできるN'本の弦を当該凹円弧の中心を相似の中心として移動した場合に当該各弦の不完全切断線の先端が当該要求片の内部から出て当該凹円弧に合致する位置の当該各弦に置き換える。
NおよびN'は、上記置き換えによって求められた多角形の最大研削代が設定限界未満となるようなもののうち最小の整数値となるように求める。
不完全切断線の定義は、「特許明細書」に記述してある。
次に、加工軌跡データから、多角形状を構成する全ての線分を切断するため、切断用NCプログラムを生成する。
ついで、ピースの所定形状に研削加工するための研削用NCプログラムを生成する。(特許明細書から)
<特 徴>
1 本多角形化アルゴリズムの加工は、特許であり
当社独自の加工法(多角形化NC加工法)です。
2 これ等の処理は、半自動化され短時間・簡単操作です。
3 硬脆性材料板(ガラス板等)に適したCAMシステムです。
<多角形化CAM 処理概要>
1. 多角形化シュミレーション(半自動化)
ガラスピースの形状データから、最適な多角形状を決定し、加工軌跡データを出力する。
2. NCプログラム作成(半自動化)
加工軌跡データから、切断及び研削加工用NCプログラムを生成する。
3. カッターパス描画(半自動化)
作成されたNCプログラムを、加工前に視覚でツールパスをチェックする。
管理資料を作成する。
投稿日:2015年01月23日