剪定されあけぼの杉にトーテンポールが、赤いグラスのメロディに

1月11日(日)荒れ続きだった空っ風も止んだ冬晴れ。庭に出ると肌を刺すような寒さもなく、むしろ、ピリッとして心地良いくらいに感じた。

そこで、今年の初撮りに近所をハシゴすることにした。

元旦も欠かさずに毎日5km・8000歩を歩いているにも関わらず体重1kgオバーの69kg、67kgを今年のダイエット目標にした。体調は、すこぶる良い。

新年の抱負は、これだけにした。後は昨年から継続中・・・と、いうこと。

ときに、境・御嶽山公園に行く途中、神社脇の路傍に年末から咲き出していた日本水仙の風情。 こんな感じが一番水仙らしい、清楚な美しさ、と撮ってみた。

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境・御嶽山公園では、寒さも感じず清々しい気分で歩き回った。

やはり、郊外の車を気にしながらと違い自然の中は、開放感も手伝って気も晴れる。4~5本、蝋梅が咲き出しているがつぼみが多く、今回はパス。

 次に、いせさき市民の森へ。

南入口から入ろうとしたら、あけぼの杉が大胆に剪定されたことに気付いた。一瞬、トーテンポールが浮かんだ。

昨冬は、枝葉に積もった大雪に耐えられず折れてしまった大木に、景色まで変わったことを思い出しながら歩くと。サックスホーンの独奏が・・・美しいメロディーとまでは?・・・昔流行った赤いグラス(アイ・ジョージ)、とすぐに判った。

東京・四谷にいた頃がよみがえってきた。粋がっていた頃だ。

思わず、"唇寄せれば、なぜか悲しい、赤いグラスよ、愛しながら別れて、今もなお・・・"、と口ずさんでいた。

こんなことは、滅多にないこと。主人公になりきって歩く気分に浸っていた。

2周目に、また近くを通ると、今度は、"北の宿"だった。これは、今の気分に合わない、とパスした。

 記事を書くため調べると、"なぜかしびれる"だった。いつの間にやら"しびれる"が"悲しい"に記憶がすり替えられていた。本音が出たのか、老いるとは、こんなことなんだ。

少しづつ、ほころびが出始めている自分に、"ドンマイ、ドンマイ"と・・・。

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投稿日:2015年01月13日