珍しいシモバシラの花探しは、宝探しのような気分だった

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昨日曜日は、境・御嶽山公園、まゆドーム、いせさき市民の森と、近場をはしごしてみたが写真になるような光景に出合わなかった。

花の少ない今、サザンカや椿の花は誠にありがたいが、それらはマンネリ気味の景色。

ただ一つ、道路脇に水仙が咲き始めているのを、見つけた。近いうちに撮りに行くつもりだ。

12月22日ぐんまフラワーパークへ。2週間ぶりぐらいか。

初冬なのに、寒波到来の冬本番の寒さ。入園者は少なく人影もまばら。

そんな中、家族連れの人達から、シモバシラの花がどこなのか聞かれた。

すっかり忘れていたが、今月初め新聞やテレビで紹介していたことを思い出した。そこで、私も一回り後、バラの手入れをしていた青年に尋ねたら、温室前の桜草の傍、と聞き行くと、再度家族連れ、と出会った。わからずに案内してもらっていたようだ。

反対側に、蝋梅が咲き始めていた。

黄色のつぼみが新鮮な輝きで、一際美しかったので、先ず、この光景。

roubai38.jpg

シモバシラの花の写真です。が、咲き始めの頃が満開で大きく、茎が裂けてしまい徐々に育ちが小さくなるらしい。

枯葉と比べてみると判る通り5㎝程度の大きさだった。

立札には、『シソ科シモバシラ族。急激に冷え込んだ朝、茎の中の水分が凍って外へ飛び出し、まさに霜柱となります』とある。

危うく、地面の中の水分が凍ってできる霜柱と勘違いするところだった。

それにしても、探すのに誰もが苦労するような目立たない花、珍しい花のシモバシラ探しは、宝探しのような気分になった。

simobasira1.jpg

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投稿日:2014年12月27日