五感を生かす文章づくり、神田川の歌詞。ぐんま創業スクール
ぐんま創業スクールを終えて、特に3のことが印象に残っている。
一つは、ビジネスプランの組み立て方で、市場と製品のペア、複数で構成するビジネスプランを模索するで述べているいる差別型マーケティング(複数の市場に対して、それぞれの市場に対応した製品・サービスを提供する考え方)。
つまり、市場(顧客ターゲット)と製品のペア、複数で構成するビジネスプランになる。これにより、収支が成り立ち創業できるわけだが、個々を挙げたら数多く切りがないのを、どう表現するか。私なりにまとめてみた。
二つ目は、顧客参加型の製造・販売方法。これは、綿貫先生からのアドバイスだった。
顧客に相談して、顧客を知って、個別対応しよう。一見、軟弱プラン?でも述べているいるが、顧客に聞くのが手っ取り早く確実だ。
しかし、この方法(仕組み)を創る必要があり、今後の課題になる。
そして、三つ目が、南こうせつ氏の『神田川』を例に、『五感を生かす文章づくり』だった。
歌詞に散りばめた五感(視覚、聴覚、身体感覚(触覚、嗅覚、味覚))を意識すると。
貴方は もう忘れたかしら
赤い手袋 マフラーにして(視覚)
二人で行った 横町の風呂屋(視覚)
一緒に出ようねって 言ったのに(聴覚)
いつも私が 待たされた
洗い髪が芯まで冷えて(体感覚)
小さな石鹸 カタカタ鳴った(聴覚)
貴方は 私の身体を抱いて(体感覚)
冷たいねって 言ったのよ(聴覚)
若かったあの頃 何も怖くなかった
ただ貴方の優しさが 怖かった
ここに、ヒットした秘密があった、という話だった。
五感で感じることが心身で増幅し癒しや感動となって湧き上がる。これが『ものからこと』への『こと』の基本になるのでは?、と考えると、ここに販売の極意があるように思えた。
今回のセミナーで、一番素直に実感し、考える余地も必要もなく心地良かった。
もしかしたら、お客様に考えさせるような伝え方では、イマイチなのかもしれない・・・、ス~っと頭でなく心で感じてもらえるような・・・販売。
ぐんまフラワーパークの冬景色。弓なりに反った幹は、空っ風のせいだろう。
ビュウビュウと吹きまくるかと想えば、ゴ~ゴ~と地鳴りのように変わる空っ風。
空の青さや、千切れそうな白い雲にスッキリ感が、落ち葉を踏むサクサク感も・・・伝わってくる。
これに、癒される。
投稿日:2014年12月06日