事業計画を基に、ネットショップの月次販売計画を作成した

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ここでは、事業計画書(収支計画の基になる事業計画表を作成・・)を基に、月次販売計画を作成する。

ネットショップ販売なので、ホームページの訪問者数とコンバージョン率から購入者数を計算し、これに事業計画で想定した平均客単価から一日当りの商品売上額を算出する。さらに、一ヶ月30日として月次売上を求めた。

また、受注加工量は、商品化を優先することから、少なく抑えた。

下表は、月次売上予想表です。

一年目の数字を説明すると、

① 訪問者数は、ドメイン(haro-glass.com)でホームページを公開して丸6年になり、現在の一日当りの訪問者数は350人~400人。開店し商品を陳列すれば、400人以上になることは、過去の経験から充分推測できる。

ちなみに、公開当初は100人にも満たなかった。

② コンバージョン率、これが正直なところわからない。

セミナー等では、0.5~2%と聞いていたが、控え目に0.3%からスタートすることにした。

③第一次開発商品の平均客単価を1万円に設定した。ガラスピース3~4枚で構成するシンプルな商品を想定した。

二年目以降は、表の通りの数字になる。補足すると、

① 訪問者数は、SEO対策等の自助努力で達成できる。

② コンバージョン率の伸び率を品揃え等の販売努力で毎年0.1%刻みでアップする。

③ 平均客単価の伸び代を高付加価値商品等の販売努力で毎年5000円刻みでアップする。

二年目は、一年目の売上に加え第二次開発商品のガラスピース5枚以上で構成するミニ接着ステンドグラス類を加えることで客単価のアップを図る。

三年目は、二年目の売上に加えコラボ開発商品を加える。

コラボ開発だが、前橋商工会議所主催の創業スクールでの経験から漠然とした構想が浮かんできている。

それは、前橋・高崎(群馬県)をミニ首都圏と仮定し、ここで五個売れれば良い高付加価値の限定品を地元の仲間と創作すること。

ここで、五個売れれば、三大首都圏では・・・全国では・・・、これがネットショップの魅力でもある。

この構想は、まとめて後日記事にしたい。

尚、この場合のNC稼働率は、3年目でも50%超で、まだ生産余裕がある。

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下表は、悲観的シナリオの場合である。

このケースも下振れした想定内で、充分に検討したい。

伸び率が鈍化した想定で、二年目の売上を、ここでは、3年掛けて一年遅れで達成する。

① 訪問者数は、SEO対策等の自助努力で達成できる。

② コンバージョン率の伸び率を0.1%刻みから半分に下方修正した。

③ 平均客単価、この伸び代を5000円刻みから半分に下方修正した。

尚、この場合のNC稼働率は、3年目でも40%未満である。

acs310.jpg

次回は、以上の2ケースの売上から、タイムラグを考慮した年次売上を算出したい。

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投稿日:2014年10月27日