創業スクール・ビジネスプランはメルヘンなステンドグラス窓、オーダーカーテン
今回、前橋商工会議所主催の創業スクールで提案したビジネスモデルは、"メルヘンなステンドグラス窓に見惚れ、園児が喜び感動する心健やかサービス"だった。
この商品は、パネル仕立ての接着ステンドグラスと異なり、ステンドグラス・ガラスピースを複層ガラス窓の内面に、接着することが前提になっている。
そこで、サッシ業者と連携して事業化しよう、と手軽に考えていた。が、個別相談でわかったことは、想像と全く違っていた。
殆どのサッシ業者は、完成品の施工業者で、製造には無縁、と判った。メーカーや問屋クラスの大工場で、大量生産ラインが殆どのようだ。
多品種少量生産の接着ステンドグラスとはミスマッチだった。しかし、群馬県にも、数社ある。
完成品でなく部材を仕入れて組立てる方法で、不活性ガスのアルゴンガス等を注入する方法等を検討する余地は残っている。
しかし、創業時のビジネスプランとしては、現実味も薄く検討不足でふさわしくない。ここで一時お蔵入りにしたい。
創業時のビジネスプランは、別プランにしたい。
蛇足ながら、複層ガラス窓にこだわった理由は
l 接着ステンドグラス・パネル、間仕切り、インテリア製品等をサッシ規格で製品化すると、施工がサッシ業者や職人で可能になり本業から切り離すことができる。
接着ステンドグラス入りのサッシ製品の受け渡しで取引が完了する。
l 同一規格のサッシであれば、ステンドグラスの交換が複層ガラス窓の交換で可能になる。
l 建築基準法、防火対策、安全対策等が、複層ガラス窓に封じ込むことでクリヤーされ製品の瑕疵・トラブルが減少する。
l 残る問題点は、接着の不具合、これは試行錯誤で解決できる。
l 製品化までの作業は
① デザイン
② ガラスピースの加工等(本業)、
③ ガラスに接着・複層ガラス窓に組立(出来たら、連携で本業から切り離したかった)
と、虫のいい話だった。
創業後、じっくり見直すことにして、先ずは、別プランで創業したい。
今回の創業スクールで、コラボで商品開発ができそうだね、と互いに頷きあった人が2人いた。
二人とも30代の青年で前橋・高崎の人で県内でも地域格差を感じた。伊勢崎では出てこないビジネスモデルだろう。
実際に販売現場にいる人で、高価格品で差別化する手も成り立つと言う。最初、自分の耳を疑った。
① 照明器具・インテリア販売。
コラボでステンドグラス・ガラスピース製のアンティークな照明器具やステンドグラス・パネルの創作。一部屋豪華主義の新築を、ターゲットにする。
② オーダーカーテンとリホーム。
私は、カーテンとステンドグラス・ガラスピースの組合せ商品は、以前から着目していたので提案したい。ガラスの色とそれを含んだ影がレースカーテンに・・・
ステンドグラス・モビールのような世界で、まだ珍しい。
最後に、お決まりのプレゼン発表会があった。今回はビデオ撮影し、再生された自分を見て意見を聞かれるコーナーもあった。
私は、思わず、"歳とったな~"としか、言えなかった。
撮り置きしておいたダリアの花。半端でなく立派に尖っているのが気に入っている。が、尖っていても人を傷つけないから良い。これが本当の美しさだろう。
投稿日:2014年10月10日