もみじあおいは、鮮やかな赤の派手姿が似合う花だ。
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8月初旬のぐんまフラワーパークは、猛暑にも負けない子供の団体で賑わっていた。
園内には、子供の喜ぶわんぱく広場、ちびっこ広場、水遊びのできるじゃぶじゃぶ池などの施設があり、その周りを花で囲んでいる。
ここに、シートを敷きリックサックを置いて・・・存分に水遊びなど、中には素っ裸で走り回っている元気な駄々っ子もいる。引率の先生も汗だくで大変なようだ・・・
比べて、花ゾーンは、静まり返っていた。
いつも通り、ロックガーデンに向かうと、鮮やかなもみじあおいの花が輝いていた。下草もきれいに刈られたばかりで青臭い匂いが残っている。嬉しい配慮のお陰で間近まで行ける。
最初にピンクのもみじあおい。
ムクゲと間違いそうだが葉の形が違う。もみじあおいのもみじとは、葉がモミジのような形だからだそうだ。ムクゲの葉は、ハート型のような丸みあある。
次に赤いもみじあおい。
もみじあおい、といえば鮮やかな赤が多い。しかし、白もあるようだ。
幾何学模様のような洗練された五弁の形は、背景の自然から浮き立っている。人工衛星のアンテナのようにも見え、舞い降りてきたイメージがする。
真上を向いて咲いている姿を横から撮った。すると、異次元空間のような不思議な雰囲気を感じた。前衛生け花の印象だった。
とにかく、鮮やかな赤の派手姿が似合う花だ。
一転して、逆光で撮ったところ、平凡な花に見えた。 この姿は、もみじあおいには似合わない気がした。
投稿日:2014年08月15日