あかぼり蓮園ピンポイント蓮景色、イメージはもはや妄想の世界
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7月6日(日)ぐんまフラワーパークに行くのを、遠回りしてあかぼり蓮園に立ち寄ってみたところ、脇にある駐車場に、30台程止まっていた。
曇天だったが、私のようなアマチュアカメラマンが、蓮の撮影に夢中になっていた。そろそろ、見頃を迎えそうだ。
が、蓮花風景には未だ早いので、ピンポイントで良いとこ撮りすることにした。
一歩園内に入ると、至る所が整備されていて嬉しい。通路は補強され歩きやすくなり、蓮田との境界も杭が打たれ土止めもしっかりと補修され・・・。
泥田から育った蓮花の今、絶頂期の満面の笑みに重なる。他方、ぼんやり見える花托から無常観の世界も感じられる。
いずれも、真実であり、このバランスが人生とも思う。いかに咲くか。
人生の無常観を噛み締めながらも、生きる喜びを感じる。そんなことを意図して撮った。
ぼんやり見える花托の位置に悩んだが、バカ正直に真ん中にしてみた。
黄緑の蓮葉が明るく新鮮に見えた。普段なら、黄緑は枯れ始めの元気を失いつつある葉のことだが、ここでは違う印象だった。まだ、葉の形もしっかりしてるし、雨の滴も凛として受け留めている。
梅雨時の、ロマンチックな雨のシーン、それも唐傘の行き交う風情ある日本の景色が・・・と想いはきりがない。
もはや、テレビの時代劇のシーンに・・・。妄想の域だろう。
通路から離れた手の届かない場所なのに盛り合わせたように美しい蓮の花弁、自然の仕業なのだ。
で、桃で作った蓮の花モドキのフルーツの盛り合わせ。
それを、緑のステンドグラスのガラスピースで作った平皿に。涼しさを演出するには最適だろう、と。もはやアイデアなのか妄想なのか・・・。ごちゃごちゃになっている。
投稿日:2014年07月10日