ふらり、と山野草展に立ち寄ると光背の放つ後光に見えた雪餅草
4月24日、チュウリップが満開との情報に、ぐんまフラワーパークに行く。9時過ぎに到着し、年間入園パスポートを、1800円支払い更新した。
振り返れば、この一年間、40回以上訪れて写真、ウオーキング、展示会・・・で自然の花を満喫し、充分楽しんだ。
花の写真を撮ろう、と訪れたのも、チュウリップ祭りの時だった。
今回もチュウリップを撮るつもりだったが、他にもいろいろ撮り歩き午後1時半に帰路に着いた。
およそ4時間あちこち3周ぐらいした勘定で、楽しみながらの健康法、と想っている。
そして、フラワーホールで開催していた山野草展へ、ふらりと立ち寄った。
桜草に見とれながら先に進むと、見慣れない花、いや、初めて見る花に足が止まった。
何ともいえない引き付ける魅力を感じた。
そこに、仏像の雰囲気を感じた。葉や花の形が無駄のない端正で均整のとれた光背に見えた。
モスグリーンのような暗い姿形なのに、仏様が体から発散する後光のように感じたのだ。
鉢のヘリに"ユキモ・・・"と、あったので帰宅して検索してみると"ユキモチ草(雪餅草)"とわかった。
雪のように白い餅のようだから・・・名前の由来だ。
珍しい花、と思い撮りながら、この花を撮るのは、最初で最後だろう、と何故か感じ、その瞬間に一期一会の言葉が浮かんできた。
千葉県市川市に住み千葉都民暮らしをしていた頃、家庭割烹のお店(あおい)の箸袋に「一期一会」とあったこと、そして、いろいろあったことを思い出していた。
千葉県市川市大門通りは、20代から30年足らず過ごし、大事な絆を育んだ思い出が詰まっている。いわば、第2のふる里です。
ここでの出来事が、第2の人生を培い、そして今に至っている。
これ程、第一印象が強烈だった花は、最近思い当たらない。
投稿日:2014年04月30日