境・島村の渡し、堤防上の公園に咲く若木の河津桜
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3月23日、昨日までとは違い、春めいた暖かな日曜になった。
いせさき市民の森の河津桜は、満開。当然人出も多く賑わっている。
そこで、境・島村の利根川・堤防上の河津桜を撮ることにした。
ここは、境・島村の渡しがあり、地元では、かなり有名な場所になっている。
向う岸には、世界遺産で話題の富岡製糸場・絹遺産群の田島弥平旧宅がある。
千葉県市川市に住んでいた頃、歌で知られた江戸川の矢切の渡しに幾度か乗って柴又の帝釈天に行ったことを思い出す。が、こちらは利根川、流れが速い。
それはさておき、この堤防上はかなり広い公園になっている。
今回は、下見のつもりだった。しかし、8分咲きぐらいか。
そこで、写真を撮ろうと ファインダーを覗いて気がついた。赤城山は見えないし、周囲の山も霞んで見えない。
写真の正面に榛名山、右手(北)に赤城山、左手に妙義山や秩父の荒船など、昨日までの寒さならば見えていたはずの山々が見えない。
広々とした公園は気持ち良い。若い河津桜の木々は天に向って素直に伸び屈託のないイメージが眩しい。
こんな写真を見ると、"俺も歳取った"、と落ち込みそうになる。が、そんな単純な男ではないぞ、今に見てろ~・・・、と思うのだが、それも一瞬で直ぐに萎えてしまう、繰り返しになっている。
年取るに連れ行動力が激減し、口先男に向っている、と実感し寂しさが深まる。
投稿日:2014年03月28日