大雪被害の華蔵寺公園。松に集中、その数およそ20本?

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3月9日、ぐんまフラワーパークで福寿草や水仙を撮った後、開催していたカトレア等の蘭展を見学した。美しさは際立っていたが、なぜか身近に感じれない高嶺の花だった。

それとは別に屋外は、暖かさもあり2時間半も、あちこち歩き回った。

そして帰路、水仙のウオッチに、久しぶりに華蔵寺公園に立ち寄った。浮かれた気分で、水仙のある水生植物園に向うと、立ち入り禁止の通行止に出くわした。

大樹の松が、幹の上部で折れて地面に横たわっていた。まだ残りの一部の枝が垂れ下ったままで落花する危険な状態だった。

忘れかけていた大雪の被害が、華蔵寺公園で大樹の松だけでも20本(?)、と後で聞いて驚くばかりだった。

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幹(直径40㎝位)の途中で折れた松、地面に横たわる落下した松。折れた部分に引き裂かれたような痛々しさや生々しさが感じられた。

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折れた部分をズームアップ。

どう見ても元気な松に想えたので、折れた面を撮ろうと試みたが、反対側には行けなかった。

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折れたままで落花せず垂れ下がり落花する危険の状態。 やがて、切り落とされるだろう。

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この松の姿。折れた幹や枝を切断して復旧した姿だった。

痛々しさを乗り越えて、新芽を出して復活して欲しい、と祈る。

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一昨日の3月11日で東日本大震災から丸3年経過した。地震でも大雪でも自然災害という点で同じだ。

何だか、地球温暖化の怒りが、天災に姿を変えて吹荒れ始めた恐ろしさが脳裡を走った。

この異常気象、余計な心配と、片付けられるのか。

この原因の一端は、私達にある。豊かで便利な暮らし、例えば自動車の排気ガス・・・、身から出た錆、と誰もが気付いていることだから、一層厄介だ。

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投稿日:2014年03月13日