大雪の被害。弓なりの枝に咲く満開の万作、弓なりの蝋梅の幹・・・

2月26日、残雪も少なくなり、快晴で気温も上がる予報。しかし、これも今日限り、ということで写真を撮りに出掛けることにした。

 午前中、いせさき市民の森へ。(午後、ぐんまフラワーパークへ)

公園に入って目に入ったのは、沢山の枝が折れた巨木の楠。常緑樹なので茂った枝葉に雪が積もり折れてしまったようだ。想った以上の大雪の被害だ。

写真の左は、梅の幹が折れて、万作の枝を押さえつけている光景。

台風でも持ち堪えた木々だが、歴史的な大雪には耐えられなかった。

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その折れた梅の枝に押さえつけられた万作の一枝にフォーカスした。

弓なりに、しなやかに撓んでいる万作の枝に、明るさ、を感じた。

折れない、あきらめない・・・夢や希望の光が重なった。

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駐車場を背景に蝋梅が、一際輝いていた。

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その蝋梅の弓なりに曲った一本の幹。その幹から天に向かって伸びる小枝、そこに咲く花・・・

ふと、思った。何も邪魔がないはずなのに、なぜ弓なりに反ったのか。自分の重みか?自分の中に住み着くもう一つの自分自身も結構厄介な存在なのだ。

自分に負けないように、自分自身と闘わなければ。これ、フィギュアスケートの浅田真央選手の感動から教わったこと。

私は、この弓なりから、逆境を跳ね返すバネ、不撓不屈のチャレンジ精神を思い浮かべていた。

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投稿日:2014年02月28日