所構わず落葉を踏み締め歩くのは、楽しく面白い。境・御嶽山公園
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12月初めの境・御嶽山公園。
無風で暖かな陽気だったので、友人と連れ立ちウオーキングを兼ね気晴らしに出掛けた。無論、カメラ持参で。
今秋、彼岸花と黄色の実を付けたナナカマドを撮ったが、その後の赤い実をつけたナナカマドを撮るのが目的でもあった。
しかし、ナナカマドの赤い実は、少ししか見つからなかった。小鳥の餌には、まだ早過ぎると思っていたのだが、・・・残念。
もう一つの目的は、ここでの落葉踏みの楽しみ。
期待以上の落葉の量で、忙しく落葉に追われていて、林一面を覆った落葉の量は他の公園と比べものにならない程多い。
至るところ、落葉だらけで、踏みしめると、サクサクと渇いた音がする。足裏にも弾力のあるジュウタンの上を歩いているような温もりが伝わってくる。
茶褐色の落葉風景や舞い落ちる光景にも癒される、・・・と五感に伝わる光景が魅力だ。
道に限らず至るところを落葉を踏み締めて歩くのは、楽しく面白い。人目もはばからず、こんな無邪気な行動はなかなかチャンスがない。
ときに、どの木の下でも落葉に混じった"どんぐり"を沢山見つけた。どんぐりにも細長い物や丸っこいものなど微妙な違いがあった。
木々も一種類では無いようだ。そこで、"どんぐり"を調べて見ると。
カシ類・コナラ・クヌギなどのブナ科ナラ属の果実の俗称。楕円形または卵円形の堅果で,その下部が椀形または皿形の殻斗で包まれる。クヌギの実をいうことが多い・・・とあった。
この境・御嶽山公園は、彼岸花の群生地でもある。青々としているのが、その現在の姿で、落葉が進んで、明るくなった林の風景。
これが、見慣れた境・御嶽山公園か、と驚く美しさも秘めている。
帰り際、椿が咲いているのを見つけた。早いな、と思いながら紅葉を背景に撮った。
よく見ると、名札がぶら下がっていて、藪椿とあった気がするが定かでない。侘椿だったかもしれないので、次回確認するつもりだ。
投稿日:2013年12月14日