当社の多品種少量生産システムは、段取り替え不用の万能加工法
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ビジネスプランを、まとめていたら、はたと気がついた。多品種少量生産の弱点は何か。その一つに、品種が変わる度に発生する治具や刃具の交換。つまり段取り替え作業が頻繁に発生すること。
作業員が掛かりっきりになるが加工しているわけでもなくロスタイムになる。なので、ゼロが理想だ。
しかし、私は、この弱点に気付かなかった。
何故なら、当社の多品種少量生産システムは、段取り替えが不用だから、支障もなく当たり前と思っていた。
今回、この段取り替え不用は、大きな長所になることに気付いた。この分だと、まだまだ自分のことに気付いていないことが残っている気がする・・・。
ちなみに、当社の多品種少量生産システムは、NCプログラムと加工物を対で管理すること。これさえ守れば、加工の順番等は、気にせずに加工出来る。
なので、飛び込みの急ぐ加工も難なく優先して加工できる。しかし、これではバラバラになり、商品管理が難しい。そこで、商品単位に、バッチ(束にする)管理することになる。
つまり、データと加工物管理が基本にあり、多品種の垣根を越えて、共通の万能加工法であり、万能治具でもある。
この"万能治具"は、以前、何度か見つけた検索キーワードだった。が、その時は、うまいことをいうな、と安易に受け流していた。うかつだった。
今回初めて、段取り替え不用は、大きな特色それも長所であることに気付いた。
これは、大きな長所になると、プレゼン(パワーポイント)にも下記のように追加した。
段取り替え不用で多品種少量生産・個別生産できる生産システムで、型紙・NCプログラムを使い、連携先の金属部品加工業のNC工作機械で生産する、手軽な方法です、と。
投稿日:2013年11月22日