商品企画。成長力のある商品戦略をテーマに長期10年計画を作成
- カテゴリー:
- ステンドグラス・ビジネス
- 新商品企画
最近、商品企画について思うことがある。
それは、今までに随分思いつくままに加工ガラスの商品企画を書いてきた。その時々、真剣に考えたことも事実だが、振り返ってみると、場当たり的だったり、陳腐だったり、意味不明だったり、グットアイデアだったり・・・と、いろいろだった。
しかし、この調子では、これから先も締まりなく発散する一方で収束する気配もなさそうなので、反省を込めて一度整理することにした。
どんな形にまとめようか思案したが、アベノミックス同様、成長することが閉塞した現状打破の最大のポイントになる、と考え、成長力のある商品戦略をテーマに据え、実現可能性や社会背景を考えて、短期、中期、長期に分類することにした。
そして、出来たのが下表で、ハローグラスの成長戦略、題して"成長力のある商品戦略と長期10年計画"。
ハローグラスの成長力は、やり方次第で、高度成長が期待できる、という内容です。
短期(創業時)では、ミニ接着ステンドグラス、小物インテリア品・装飾品、ファッションアクセサリー、モビールなどの商品で、ガラスピースの単体品、もしくはピース数の少ない小物中心でリスク回避しながら完成度を高め、信頼を得ることに重点を置く。
全てにおいて、不安、不完全、自信の持てないことは避け、冒険しないこと。
創業後およそ2年で、これ等(接着方法や付属部品)弱点を改良し、完成度を万全にする。
尚、金属部品加工業と連携して間借り経営でスタートしたい。理由はファブレス化にある。
中期では、短期の商品に加えて、大型の接着ステンドグラスを戦略商品に位置付ける。それもオリンピックムードに便乗した感動系の商品である。
ここで、徐々に海外にもPRし、認知を広げる。
長期では、中期の商品に加えて、衝突防止マークをはじめとしたビルのガラス窓の装飾分野に進出する。さらに、海外へ逆輸出する。
やり方次第で、実現可能、と考えているが、私は既に72歳、これが一番ネックになるだろう。このことが一番、悔しいところだが、総じて満足している。欲張り過ぎは良くないのは当然だが、幸せ過ぎるのも、良くない、が信条なので。
投稿日:2013年10月31日