共感を作りだし人を動かす、口コミ化による販売手法について
以前、NHKのクローズアップ現代(7月25日)で「人を動かす共感力」を見て、考えさせられ、記事にして残そうとしたが、思いとは裏腹になかなか書けなかった。
内容は、ビジネスや地域社会において、消費者や住民に対して、"共感"を作りだし人を動かす、という手法が広まっている。
例えばSNSを利用し、消費者の間に商品への共感を戦略的に作り出し購買に結び付けるというマーケティングを展開し始めている。例えば、フェースブックの"いいね"による共感を口コミ化して・・・。
背景に、先の見えない現在は、答がわからない時代。人を動かす原動力として共感がクローズアップしている。
この風潮に危うさを感じる。求められる共感とは、といった内容だった。
危うさとは、ステマ(ステルスマーケティング)、嘘を書くことから始まるクチコミで現代版のさくら(客)のようなことである。
実は、私のビジネスプランも、感動力・共感力をSNSで口コミ化し販売促進する仕組み(下図)を前提にしているが、仕組みに問題ない、と考えている。
問題は、運用する人の嘘やさくらや誇大表現等に対する危うさであり、運用者のスキルと責任能力によるもの。誠実さが基本であり、注意しなければ、と戒めている。
しかし、悪用する問題サイトの出現も世の常。が、規制するだけでは難しいだろう。利用者が賢くなり社会の自浄作用で淘汰すること、と前向きに考えている。
エアコンの利いた部屋に閉じこもりが続き、滅入り気味なので、猛暑の中、ぶらりと近所を散歩して、撮ったムクゲの花。汗だくになったが、心身が軽くなったような爽快感を味わった。まさに、"熱中症なんか飛んでけ"だった。
投稿日:2013年08月21日