白壁の塀に、萩らしいイメージを写し込んだ写真。華蔵寺

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8月7日、朝から快晴で、予報通り35℃を超える猛暑の中、野菜の買い物ついでに華蔵寺公園に立ち寄り、華蔵寺の萩へ向った。

青空を背景にした萩の花。

正直なところ、つぼみなのか、満開なのか、咲き終わったのか、花の状態がわからない。ただピンク色の多い枝を探して撮った。

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萩の花は小さく、花の写真として単にアップ写真を撮ることか、と最初考えた。

萩で思い出すのが、花札の萩の図柄。それは、枝に花と葉の並んだ赤と黒のシンプルなデザイン。

普段、私達は、花を丹念にみて萩と判断しているわけでなく、漫然と枝葉や小さなピンクの花を含めた全体のイメージから萩だ、と判断しているように思う。

そこで、今回は、そんなイメージを大切に撮った写真。

古寺名刹の名残りを残す白壁の塀に、萩らしいイメージを写し込んだ。

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少し位置を変えズームアップし、萩の葉、花、枝、幹を中心に据えて撮った。

和風の風景に似合う萩、イメージは飛び散った、赤ならば鮮血、黒ならば水墨。

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紫陽花に似て、萩も日陰が似合う花の印象を強くした。

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投稿日:2013年08月13日