癒しの睡蓮風景に、静かな感動が伝わってくる。波志江沼公園
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以前から睡蓮の花のアップ写真を、と挑戦していたが気に入った写真が撮れなかった。
特に、白い睡蓮は、手応えを感じながら撮ったはずだったが、パソコンに取り込んでみると、黒い泥みたいな小さな汚れが点々と付着していた。場所にもよるが水は汚れているようだ。
残念だが、全てボツに。純白のはずの睡蓮が、汚れていては様にならない。
そうこうして撮った睡蓮の花。中央のつぼみが金色に見える。波志江沼から金色の観音様が現われ・・・、うそうそ。だが、何かエピソードでもあると、俄然面白くなるのだが・・・。
ときに、漢字の"波志江"は、"はしえ"と読めない人が多いようだ。読めないようでは、知名度も上がらない。
以前、華蔵寺公園で、波志江沼公園と間違ていた上品な中年夫婦に聞かれたことがある。新聞を見て高崎から"花と緑のぐんままつり"に来たんだが・・・というから、それは、華蔵寺でなく"はしえ"だと、言うと、けげんそうに、どんな字を書くのか、と聞くので、"サーフィンの波・こころざし・江戸の江"と話すと、うなずきながら納得していた。察するに漢字が読めなかったのが原因で、間違ってしまったのだろう。
静かな水面に浮かぶ睡蓮。
まさに、金色のつぼみから、純白の花が咲き出すところ・・・
この一瞬の光景からも、静かな感動が伝わってくるようだ。ほっとする癒しの感動。 遥か彼方は、彼岸の世界か、桃源郷か、極楽か。一瞬、故人の笑顔がちらついた。
投稿日:2013年06月10日