老カメラマンが侘寂を味わう仕草で葦を撮る姿に、私も10年後は
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3月21日(木)午前中、強風だったが雪柳やこぶしの気に入った写真がいせさき市民の森で撮れた。そこで午後も欲を出して出掛けた。またも椿やぼけの気に入った写真が撮れた。まさに写真撮影日和だった。これらは、後日掲載するつもり。
そんなわけで、あちこちうろうろしているうちに4時近くになる。くさぶえの丘の河津桜にも日影が伸び、それが凄く美しく見えた。たそがれの美学?のような気がした。
そこで、少し心情を表すような写真を撮りたい、ならば葦越しの河津桜が良い、と思って撮った。が、やっぱり、似合わない、とも思った。ステンドグラスのような鮮やかな世界も捨てがたい・・・
被写体をずらしてみると、 老カメラマンが葦を撮っているではないか。侘寂を味わっているかのような仕草が漂っている。
私も10年後は、あんな風に葦の写真が撮れるようになりたいものだ、と思った。同時に、まだまだ、やらねばならないことが残っている。久々に、人生一路、やるっきゃない、と自分に喝を入れた。
投稿日:2013年03月25日