倒れたひまわりに咲く造花のような2輪のアンバランスな光景は、・・・

16日、みどり市笠懸町の ひまわりの花畑まつり、を撮りに行く。

一昨年、ひまわりのジグソーパズルも作っているが、差し替えたい気持ちと、新聞やテレビ報道に誘われた。

 しかし、今年は、台風で、殆どのひまわりが倒れてしまった、と云う情報も聞いていた。が、思い切って出かけることにした。

家から車で30分ぐらいで、赤城山南麓に位置している。

到着してみると、台風情報が当っていた。殆どが倒れている。

しかし、倒れた幹から、頭をもたげて咲いている光景も目に入った。

そこで、これを、テーマに撮ろうと、考えた。

倒れたひまわりを眺めていても、写真を撮る気になかなかならない。

無残な光景の写真になってしまうのは、本意でない。

私は、ひまわりの写真に元気・夢・希望などを託している。また、ステンドグラスのデザインにプラスになるもの、さらに、ジグソーパズルで楽しめるもの、を狙っている。

下の写真は、今回撮ったなかで、唯一気に入った写真。

背景は、倒れたひまわりの枝や葉。そこに2輪の大小の花が几帳面に咲いている。まるで、造花のひまわりが置かれているようだ。

自然災害の爪跡と造花の対比、異次元空間が重なったようなアンバランスな光景、と感じた。

しかし、この2輪のひまわりから、いろいろなことを連想する。

そして、アンバランスな光景は、私達に、何かを訴えているようだ。

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投稿日:2012年10月19日