偶然見つけた紅白の酔芙蓉を撮る。今年は半ばあきらめた矢先のこと
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百菜館(JR直売所)近くの道端に酔芙蓉の花が咲いているのを買い物の都度見て知っていた。
しかし、まだ早い、と撮らなかった。が、気にはなっていた。
10日晴れてきたので、思い切ってそれを撮りに行く。
全体を見ると、しぼんだ花の方が断然多い。遅すぎたかも、と気落ちした。
それでも、良さそうな花を選んで撮った。
紅い八重の酔芙蓉。一般に白から赤に変わる芙蓉で、園芸種のことらしい。
他に気に入った花(被写体)が なかったので、気晴らしに遠回りして帰ることにした。
1km程走り、赤信号で停車、馴染みの交差点だったが、角に紅白の花が咲いている。もしかしたら、と車を駐車場へ。近づいて見ると酔芙蓉だった。
紅白の豊富なグラデーションカラーで咲き乱れている。
今年は、半ばあきらめた矢先のことで、偶然とはいえ、願いが叶ったような気分になった。週1~2回通る道なのに、今まで気付かなかった。
視覚は、意識下にあるものを優先して認識するのだろう。
写真は、紅白の酔芙蓉。こんな写真が撮りたかった、とイメージしていた。
その中に、五弁で一重の白い芙蓉も咲いていた。
これが、時間の経過に伴って、花芯から新しい花弁が生れ、やがて八重になる。
白い八重咲きの芙蓉。花弁の根本は、ほのかに紅色が見える。
色は、白のままもあれば、紅く変化するものもある。
投稿日:2012年10月15日