マーケット・セグメントに基づき顧客ターゲットを決める
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前回の絞り込んだマーケット・セグメントに基づき、今回は消費者像を、想定する作業です。
多分、作業としてはセグメントと並行して進むもので区別出来ないだろう。
ここで、いかに顧客ターゲットを明確にし、ペルソナ像や使用シーンなどが鮮明にできるかが、重要だと考えている。
これが、鮮明に浮かんでこないようなものは、商品としても魅力がない。
ニッチ商品・多品種少量生産・限定販売等の差別化の成否は、この出来、不出来で決まると思っている。
緻密なベネフィットの絞込みによる仮説設定、セグメントの設定、顧客ターゲットの設定の繰り返し作業から生まれる、と考えている。
つまり、魅力あるニッチ商品にたどりつくまで、絞り込みの繰り返しになる。
今回の例では、お客様のベネフィットを「感動」の中でも、「わくわくどきどきして元気になるような感動」+「孫の成長」に絞り込んだ。
そして、エンドユーザー(顧客ターゲット)は、子供(幼児)。
輝くガラスピースを見とれている子供の姿が鮮やかにイメージできた。
子供に、夢、希望、元気、わくわくどきどきを伝えような情操教育にもなる。
マーケット・セグメントは、幼児教育。
顧客ターゲットは、幼稚園、保育園、幼児教室などの経営者や管理者になる。
現在は、この程度の認識だが、さらなる絞込みが必要だろう。
まだまだ、実践では甘い、と思っている。が、手法としては理解が出来た。
私は、この手法が、非常にスッキリした形で使える気がしている。
実際は、ケースバイケースであり、現場に直面すれば解決できるだろう。
次は、いよいよ子供(幼児)をターゲットにした商品コンセプトを決めたい。が、次回にしたい。
投稿日:2012年03月22日