仮説設定に合ったマーケット・セグメントを市場から探す

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前回、仮説設定(多様な消費者・・・ベネフィットを・・・)した、「接着ステンドグラスの美しさに感動し、癒され元気になる」に該当する市場を探す作業です。

市場構成として、日本の人口構成や出生率の推移表を参考にした。

少子高齢化の問題多い社会構造になっている。

 ここで、仮説に沿ったマーケット・セグメントを探すわけだが、仮説の絞り込みが甘ければ、結果としてマーケット・セグメントも甘くなる。

結果、差別化したニッチマーケットは発見できないまま終わる。

 そこで、今回の場合も、下記の中から仮説を①に絞り込むことにした。

① わくわくドどきどきで、元気が湧く感動

② 安らぎを感じ、不安が癒される感動

③ 和みを感じ、くつろぎの感動

④ いろいろな感動

ここでは、①の「わくわくドどきどきで、元気が湧く感動」+「孫の成長」に絞った仮説でマーケット・セグメントを探したところ、「幼児教育市場」を発見した。

他にも、合格、就職、再出発等々あり、さらに合格ならば大学、高校・・・と絞り込むことが差別化につながる。

私は、これをツリー構造で分析しようと考えている。

実際は、この絞込みが重要な作業で、以降の顧客ターゲットの明確化にもなり、ニッチ商品にもつながり、商品企画のコツと思える。

ここに、商品企画のセンスが求められている気がする。

結果、商品ミックス、多品種少量生産につながる。

次回は、顧客ターゲットを決める作業です。

ちなみに、セグメントとは、人々のニーズが多様化していくなかで、市場をいくつかにくくって、それぞれの市場(セグメント)向けに、多品種少量生産・販売を行うこと。

マーケティングの時代の流れは、

マス          ⇒  セグメント      ⇒ ONE To ONE

大量生産・販売   多品種少量生産・販売     個別生産・販売

当社は、多品種少量生産、個別生産を目指し、大量生産しない経営方針。

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投稿日:2012年03月21日